Pick up WEST!?

おやすみ ページ22

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「おやすみー…」







寝室に買ったばかりの布団を敷いて、

6人を寝させた。





だいぶギューギューなんがちょっと可哀想やから…


これから策考えていかな。







「淳太くん、みんな寝たで」


淳「秒で寝たな、(笑) ありがとう」


「うん、みんな疲れたんやろ」







私はリビングのソファに戻って、淳太くんと二人きりの時間。




コーヒーブレイクする？って聞いたら、
寝られへんやんアホって(笑)




ご最もです旦那様。







淳「はぁ…疲れたなぁ」


「長い一日やったね。」


淳「これから毎日これやで」


「でも楽しかったやん」


淳「まぁ楽しいけど、、」






たしかに、1日で1週間分は過ごした感じ。


こんな疲労感味わうの、いつぶりやろ……ってくらい。






淳「学校と幼稚園はどーしよっか？」


「それなんやけどさ、私とりあえず明日電話してみよーと思って」


淳「ほんま？じゃあ助かるわ」


「うん。それで、土曜日あたり一緒に行って手続きしよ」


淳「わかった。決まりやな」


「まだまだやることいっぱいちゃう？」


淳「うん…まずは、慣れることやな。
子供たちもそうやし、俺らも。」


「そーやんなぁ」







環境の変化とか、そんなレベルの話ちゃうんやもん、

慣れるまでに相当な時間がかかると思う。






でも、あの子達が、

普通に学校行って、普通にご飯を食べて、普通に遊んで、寝て、大きくなって……



っていう、普通の成長をお手伝いできるなら、
ウチらは一生懸命やるから。





もう風磨くんと話した時点で覚悟出来てるし。





いい父親と、いい母親、目指して頑張ろうな、淳太くん。







「ねぇ、淳太くん、」







隣を見ると、







淳「スー……」


「また寝てるし。」







散々車で寝といて何こいつ！？！？




今から感動的に語り合うつもりやったのにー！








「じゅんたくーん。かぜひくでー」


淳「ん……」







1回起こして起きひんなら、ダブルベッドは私のもんや！






ソファの淳太くんにそーっと布団をかけて、今日はベッドを独り占め。







寂しくなんかこれっぽっちもないで？


だってベッドの脇で……







「「「……zzz」」」







またまた寝息の大合唱ですから。

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