伍拾仇 ページ12
「んじゃ、俺もそろそろ帰るわ。お前も帰るか?」
と言い、立ち上がる宇髄さん。
「私このあと任務なので行かないといけないんです。」
「おう、そうか。頑張れよな。」
宇髄さんの大きな手が頭に乗せられ…
たと思ったが、なにも乗せられない。
どうしたのか、と思い上を見上げると、
「…っぶねぇ、お前に安易に触ったら時透に殺されるんだったわ。」
「え?なんですかそれ。」
「前に大変なことが…いや、忘れろ。」
ええ!?なにそれ気になります…
「お前は知らなくていい。」
「えーっ、宇髄さんヒドイですー!」
なんていう会話をし、宇髄さんに会計を済ませてもらう。
「宇髄さん、奢ってくださってありがとうございますっ!」
「あいよ。後輩のためならこんなの朝飯前だぜ。」
「流石祭の神!!」
それにしてもここのずんだ餅は美味しい。
また絶対にここに来よう。できれば時透くんと二人で。
「じゃあ任務行ってきます!」
「ああ、生きて帰れよ。」
宇髄さんの言葉に力強く頷き、踵を返した。
113人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美雨音トウカ - なずなさん» そんな風におっしゃって下さるだなんて、とても嬉しいです!モチベーション凄くあがります…!これからも頑張って更新しますので、是非宜しくお願い致します! (4月21日 11時) (レス) id: 212377e0a4 (このIDを非表示/違反報告)
なずな - 心臓が…爆発…しました……最&高です!!! (4月14日 16時) (レス) @page19 id: f22ade9e4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美雨音トウカ | 作成日時:2024年3月20日 0時