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｢あ、篠田Aです、よろしくお願いします｣
って私も自然に返しちゃった。空気を掴むのが上手い。
辻｢マユリカの幼馴染みで？｣
｢まあ、はい笑 させてもうてますね｣
辻｢大変でしょ、あの二人の面倒みんの」
｢あはは！面倒！？たしかに！しっくり来た、面倒大変やなあ〜｣
問題児、とクスクス笑うと、こんな美人と幼馴染みなんて憎いな、マユリカ、と辻さんは何気なく言った。
なるほど、こういうタイプか。うちの職場にもこんな王子様系ナチュラルイケメンがいたのを思い出した。
この辻さんという方もすごくスマートで端正な顔立ちだけど、どうしてもあの二人がチラついてそういう風に見れない。
きん｢今から飲みに行くんでしょ？どうせ｣
｢そのどうせですよ。えらいテンション高くて｣
きん｢あいつら気違ったのかと思いましたもん。あ、僕らも飲みに行くんですよー｣
｢へえ〜いいですね！楽しんでください！｣
辻｢え、もしAさんが良かったら俺らと一緒に────｣
そういう前にポンと肩に手が乗った。
阪本｢いや、アカンに決まってるやん。邪魔せんといてや｣
中谷｢せっかく3人水入らずで飲むって決めてるんやから！ナンパしないでくださいうちのAを！｣
2人仲良くマユリカ登場。
お疲れ、と言うと｢ どうも｣と笑顔で返す。
ぽかんとしてるふたりに困り笑顔で振り返った。
｢ってことらしいです。すみません｣
辻｢もーほんまに独占欲強いなあ｣
今回は失敗やな、と辻さんはきんちゃんと路地へ消えていった。
お疲れ様でーす、と私もそれを見送る。
中谷｢よし、邪魔者も消えたことやしさっさと行こう｣
阪本｢ファンに声掛けられんのもだるいし、はよ行こはよ｣
2人が私の肩を掴む。ねえ重い、と悪態をついても、
｢わかった｣っていって更にふざけて腕を組んでくる。
そういうことじゃない。
｢やめて！｣
阪本｢Aのやめてってもっとしてってことやろ？はいはい、もう仕方ないなあ｣
｢ちゃうわ！笑 なあまじで重い、特に中谷アンタや｣
中谷｢エェッ！？ビックリした！！苗字で呼ばんといて！心臓縮む｣
あははと楽しそうな匠伍の声が響く。もぉ〜って、満更でもなさそうな私の声が続いた。
私が想定したとおり、安定でその飲みは楽しく、結局みんな顔面蒼白になるまで飲んで、楽しい夜を過ごしたのだった。
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流(プロフ) - 優香さん» お久しぶりです〜😭りぼんやっぱりマストなんですね……私はばっちりコロコロ読んでました 論外すぎる (2023年5月11日 1時) (
レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
優香(プロフ) - お久しぶりです！ちゃおとりぼんで吹き出しました笑 私はりぼんとなかよしでしたw (2023年5月9日 23時) (レス) @page36 id: aada9f26af (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - △さん» わーー良かったです〜😭ちゃんとオチとして落とせたのか不安でしたがそう言っていただけて安心しました……😢❤️この小説執筆意欲のフルエンジンかかってる時に書いたのでめちゃくちゃまとまってます笑 (2023年5月7日 10時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - さかよさん» コメントありがとうございます😭やっぱり東京進出悲しいくて書いちゃいました😭こちらこそこれからもよろしくお願いします🙏 (2023年5月7日 10時) (レス) @page28 id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
△ - 秋定さんと星座の話めちゃくちゃ最高でした！！！全部が全部刺さりすぎて放心してます！！！公開してくださってありがとう！！！！！！ (2023年5月7日 1時) (レス) @page30 id: 733d145fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2023年2月22日 2時
