Glitter

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きん｢あ、すみません、僕、ビスケットブラザーズのきんと申します！｣


｢ご丁寧にありがとうございます。えーと、なんか恥ずかしいな……私、匠伍の幼馴染みの篠田Aです。


匠伍がお世話になってます｣


阪本｢おかんみたいに言うなっ｣


｢痛い！もう！あんたのさ、そうやってすぐ殴る癖やめてって中学の時から言ってるやんな？


なんで治してくれへんの？｣


阪本｢うるさい 指図すんな｣


｢なんやねんこいつ｣


どうやらこの綺麗な方は阪本の幼馴染みらしい。


困って笑った顔でさえも可愛らしい。


しっかりしていて阪本とはまるっきりタイプが違う。


しかしその会話している雰囲気からして仲がいいのが伺える。



きん｢中谷とも幼馴染みなんですか？｣


｢はい！両手にキモ抱えてるんです｣


阪本｢キモ呼ばわりするな！オラ！｣


｢ちょっと！！腕で首絞めんといてっ、ちょっとって！芸人のノリで私に絡んでくんのやめて！しんどい！！｣



困った顔で笑う顔がすごく良くて。いい人そうやったなあ。もう1回話してみたい。











劇場が終わるや否や、すぐに電話がかかってくる。


｢はいもしもし｣と出ると、あれ？匠伍って名前出てたのに、祐太になってる。


同時にかかってきてたんかな。


中谷｢もしもし！？間に合ったん！？｣


｢うん、うるさい上司撒いてきてなんとか。ネタはマユリカとニッポンの社長？しか見られへんかったけど。


ごめんな、他のコンビの人たちに失礼なことしちゃった｣


中谷｢そんなん全然ええよぉ〜来てくれただけで嬉しわあ〜。

え〜今から時間空いてる？次じゃなくて今日飲み行こや｣


｢あはは、絶対言うと思った。梅酒しか頼めへんくせに｣


中谷｢いーや今回は梅酒ガンガン飲むで。Aと久しぶりに会うんやもん、テンション上がっておかしなりそう｣


｢梅酒かい。でもありがと｣


中谷｢へへ、すぐ準備して下いくわ。待ってて｣


｢おっけ〜｣


切ったと同時にすぐ電話が来た。匠伍だ。











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