Glitter

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阪本｢なに？告白でもするつもりなん？｣


中谷｢……まあ……そろそろ言わなあかんなとは思ってるけど……。

俺らも東京行くし……｣


阪本｢告白して東京行こうと思ってんの？なにそれ。キモすぎるやろ。｣


中谷｢キモイかこれ！？遠距離みたいになるけどやな｣


阪本｢なんで成功前提で喋ってんねん。

そんなん逃げやで。向き合ってないやんAに。｣


中谷｢や、でも……。｣


阪本｢とにかく、告白するんやったらちゃんとせえよ。

俺かてクソ高い金払って行きたくもないところに行きたくもないメンバーで行くんちゃうんやからな。

結局遊んで終わりチャンチャンとかやったらぶっ殺すからなマジで｣


中谷｢めちゃくちゃやんお前。なんなん？｣



そうしてしっかり釘をさした後日。


ちゃんとAのことも誘えたようで、浮かれている中谷がキモかった。



中谷｢楽しそう！って言ってた！かわいいわあ｣


阪本｢きっも。やめてくれ、Aが可哀想やさすがに｣


中谷｢なんでやねん！言うだけ自由やろ！｣


阪本｢地獄の始まりや｣


中谷｢地獄にしてるんはお前やろ！｣



当日。浮かれた中谷は1時間前に到着した。


俺は寝坊して遅刻した。


律儀に時間通り来たAは、俺らの異常行動に若干引いていた。


どこからどう見てもキモすぎる組み合わせだが、なんやかんやで楽しいもので。


ジェットコースターで叫んだりとか、コーヒーカップで吐きそうなほど回したりとか。


ジェットコースターに関しては、

嫌だと数億回言ったのに、Aが聞かないから、

仕方なく……。意識が飛ぶかと思った。


遊びまくって、笑いまくって、暗くなり始めた時、近くの観覧車がライトアップした。


中谷が分かりやすく咳き込み、あー、と喋る。














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