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阪本がこの子に腹の底を見せたら、そのかまってちゃんの餌食になるのも時間の問題である。
そんなことをモヤモヤ考えていると、ドリンクをこくこく飲んでいた後輩が声をあげた。
｢あ！23時や！秋定さん、来ますよ！｣
23時？来る？何が？
パッと暗くなった居酒屋。
ザワつく店内。
数分もせぬうちに、ぱぱぱと小さな豆電球が店内を彩る。
真っ暗闇がブルーライトに変わり、まるで小宇宙のようだ。
俺たちの上で照らしていた大きな丸い電灯は、オレンジから色とりどりな色に変わり、小惑星へと変化を遂げていた。
ただの居酒屋だと思っていた俺はキョロキョロと周りを見渡す。
秋定｢すごいやん！なにこれ！｣
｢阪本さん、お家にミニプラネタリウムあるって言ってたでしょ？
宇宙が好きなんかなって思って、一緒にここ来てみたいんです｣
？
俺は？え？俺は？阪本？
俺はその、阪本と来るための練習用にされたってこと？
秋定｢阪本？｣
｢ふと思っただけですよ！？ふとね！！
最初から秋定さんと来ようと思ってましたよ！ちゃんと！｣
ちゃんとってなんやねん。完全に俺コケにされてるやんけ。だっる。
別にこの子を特別目にかけているわけではない。
周りの奴らよりも若くて、元気で、純粋で。
そのひたむきな気持ちに、光に誘われる虫のように吸い寄せられてしまった。
しかし吸い寄せられてしまったと言えど、先輩をここまで雑に扱えるものだろうか。
俺、先輩の先輩の先輩の先輩の(以下略)先輩やで？
｢秋定さん！アレ見てくださいよ！知ってます？
ちょうこくしつ座ですよ！ちょうこくしつ座！ほんまにあるんですよ！私ちゃんと勉強したんですから！｣
話を逸らしたつもりなのか、キャッキャいいながら、首を90°に傾けて、必死に天井のホログラムを眺める。
その顔のまあ、無邪気なこと。
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流(プロフ) - 優香さん» お久しぶりです〜😭りぼんやっぱりマストなんですね……私はばっちりコロコロ読んでました 論外すぎる (2023年5月11日 1時) (
レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
優香(プロフ) - お久しぶりです！ちゃおとりぼんで吹き出しました笑 私はりぼんとなかよしでしたw (2023年5月9日 23時) (レス) @page36 id: aada9f26af (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - △さん» わーー良かったです〜😭ちゃんとオチとして落とせたのか不安でしたがそう言っていただけて安心しました……😢❤️この小説執筆意欲のフルエンジンかかってる時に書いたのでめちゃくちゃまとまってます笑 (2023年5月7日 10時) (レス) id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - さかよさん» コメントありがとうございます😭やっぱり東京進出悲しいくて書いちゃいました😭こちらこそこれからもよろしくお願いします🙏 (2023年5月7日 10時) (レス) @page28 id: a6a9c1ba3f (このIDを非表示/違反報告)
△ - 秋定さんと星座の話めちゃくちゃ最高でした！！！全部が全部刺さりすぎて放心してます！！！公開してくださってありがとう！！！！！！ (2023年5月7日 1時) (レス) @page30 id: 733d145fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2023年2月22日 2時
