4話* ページ6
・
『い、一松…』
目の前にいたのは十四松の兄一松だった。
一松はゆっくりと立ち上がり私の前に手をさしのべてきた。
一松の手を掴み立ち上がる。
『あ、ありがとう』
一「ん…」
『あれ…?そう言えば一松はどこに行こうとしてたの…?』
一「路地裏…」
『猫に会いに…?』
一松はコクッと頷く
『そ、そうなんだ…!良いね』
一「Aも来る?…」
『えっ?あっ。じゃ、じゃあ行こうかな…!』
一「ん…」
それから私達は路地裏に向かった
路地裏にいき猫を触っていると一松が話しかけてきた
一「悲しい時は我慢しないで俺に頼ってくれていいからな…?」
と、優しく頭を撫でてくる一松
突然何を言い出すのかと思えば俺に頼れなんて。もしかして感ずかれてる…?
な、なーんて考えすぎか!
『う、うん!分かった!』
そう、一松に微笑む
上手く笑えてるかな?
一「うん。じゃあ…はいっ…」
『えっ?』
突然私の前で手を広げてくる一松。
一「悲しい時は我慢しないで俺に頼るんでしょ?」
『それはそうだけど…今は悲しくないよ?』
私がそう言うと一松が「じゃあなんでさっきから泣いてんの?」と、言った
『えっ?』
泣いてる?
私が?
私は自分の目元を触った。
冷たい
そこでやっと自分が泣いていることに気付いた。
と、その瞬間目の前が紫色でいっぱいになった。
一「今ごろ気付いたの…?Aは鈍感だね…」クスッ
一松が私を抱きしめながらクスッと笑った。
そして私を抱きしめながら優しく一松は言った
一「泣きたかったら我慢しなくていいんだよ…?」
その言葉を聞いた瞬間一気に体の力が抜け涙がブワッと溢れ出した
『い…一松うぅっ』
泣いている私の頭を優しく撫でてくれる一松に更に涙が溢れてくる。
それから涙が止まるまで一松に抱きしめられていた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
35人がお気に入り
「アニメ」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮城桜 - 恋が叶わない辛さがよくわかるのでとてもうるっとというかスゴく泣きました!ほかにもこの気持ちがわかってくれる人はいますか? (2017年7月11日 22時) (レス) id: bfea0b4b67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ