伊之助さんがまだ気持ちに気づかない日 ページ26
伊之助side
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善 「 ちょっとちょっと伊之助!!?
何ッ えっ!? ナニなに二人はどーおいうご関係でッ!!? 」
「 ハァ? ンだよいきなり 」
善 「 いやだってお前…!!
お前朝Aちゃんと二人で納屋から出てきたじゃん!!? 」
昨日、結局納屋から出れることは無くそこで一夜を過ごす羽目になった
見回りに来た奴が鍵を開けて、出られたのは朝
「 何で知ってんだよ 」
善 「 たまたま見ちゃったんだよ!! そっちの方に用があったから行ったらお前ら一緒に納屋から出てくんだもんッ!! 」
何してたの!? だの、どういう意味なの!? だの
うるせーなこいつ
「 昨日の夜クソ当番に閉じ込められたんだよ 」
善 「 え、閉じ込められた? 」
「 ちゃんと中確認しねーで鍵だけ閉めて行きやがった 」
そういや昨日の鍵閉め当番誰だったんだ?
まだそいつぶん殴ってねェ!!
善 「 何だよ、てっきり俺、お前ら付き合ってんのかと思っちゃった 」
「 は? 」
善 「 まぁ伊之助に限ってそれは無いよな〜
そういうの疎そうだし 」
「 ハァン!!? 馬鹿にしてんのかテメェ!! 」
よく分かんねぇけど、馬鹿にされてるのは分かるぜ
ムカつく顔してきやがるから、その顔に一発入れてやろうと拳を握る
善 「 ウワごめんて!! 悪かったからその拳下ろせよ! 」
「 もうこの際お前でいい! 一発殴らせろッ 」
善 「 ハァ!? 何で俺!!? 」
あのクソ当番の代わりにこいつでもいいか
善 「 いや良くない良くない何も良くねーよ!? 」
「 仕方ねーな 」
善 「 何がだよッ 」
うるせえ善逸に仕方ねぇから拳を下ろす
善 「 でもいいよなぁ、伊之助は。
Aちゃんと二人っきりでさ? あんな狭い所に閉じ込められてさ? 」
「 ハァ? 馬鹿かお前
何もよくねーよあんな窮屈な場所ッ!! 」
善 「 お前にとっては窮屈なんだろうけどさー
俺もAちゃんと閉じ込められたいなあ 」
何だこいつ、気持ちわりぃ奴
善 「 Aちゃんが納屋に行く時今度は俺が着いていこうかな 」
「 ヤメロ 」
善 「 え? 」
「 着いていくのは俺様だけでいいんだよッ 」
善 「 …うわぁー、何それ 」
閉じ込められんのはめんどくせぇから二度と御免だけど
紋逸とAが二人で閉じ込められんのは、なんか嫌だ
「 お前は一人で閉じ込められとけ! 」
善 「 何それ酷くないッ!!?
てかお前、ホント自覚ないのね 」
「 ア? 何のだよ 」
伊之助さんに独占欲が芽ばえる日→←伊之助さんと閉じ込められた日
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しゃび(プロフ) - 羅門茶.さん» コメントありがとうございます。一気読みしていただけて嬉しいです!伊之助が大好きなのでその気持ちを爆発させて書いた小説なので個人的にも思い入れの深い作品になっています。嬉しいお言葉もありがとうございます! (2020年6月1日 22時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
羅門茶.(プロフ) - 素晴らしい作品で一気読みしてしまいました(T ^ T)この作品大好きです、、 (2020年5月23日 15時) (レス) id: efacd8ff92 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - Znさん» コメントありがとうございます。恋愛に対して不器用で可愛らしい伊之助を書きたかったのでそう言って頂けて嬉しいです...!嬉しいお言葉ばかりありがとうございます。他の作品も拙いものばかりですが少しでも楽しんで頂けたら幸いです。 (2020年3月10日 10時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
Zn(プロフ) - 本当に素晴らしい作品に出会いました!!もう毎話毎話伊之助の可愛さに震えてました、、他の小説も読んで見ようと思います。 (2020年3月8日 21時) (レス) id: 5d97af5082 (このIDを非表示/違反報告)
しゃび(プロフ) - 饅頭さん» コメントありがとうございます。神だなんて勿体ないお言葉ありがとうございます...!思い出深い作品なのでそう言っていただけてとても嬉しく思います。完結してる作品ですが、暇な時にでも読み返して貰えたら幸いです! (2020年3月2日 11時) (レス) id: f924ce756f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃび | 作成日時:2020年2月7日 18時