闇夜に咲く一輪の花３【梵天】

兼任 ページ31

依頼者は貴族＿＿






"子息を護衛しスナイパーを抹殺せよ"






護衛対象は13歳の中学1年生で性別は男





暗殺対象はスナイパー





殺し屋の方は隠密に事を進めなければならない





佐野万次郎「ガキから目を離すな」





首領は美涼と竜胆に対して言った





鶴蝶「本人は知らないからな…」





殺し屋だということは諭(さと)られてはならない





明司武臣「お前らは従者として付き添え」





美涼と竜胆は子息の護衛を任された





灰谷蘭「2人でガキの護衛？」





同室に居る蘭も2人に話しかけた様子だった





望月莞爾「護衛対象は世間知らずのお貴族様だとよ」





隣に座っている望月は少し鼻で笑っていた





灰谷竜胆「でも殺し屋って素性は



明かしちゃダメなんだよな。」





我々の素性は隠し通さなくてはいけない





九井一「当たり前だろ」





竜胆に対してさも当然のように九井は言った





『バレたら逆に私たちが殺されるよ』





同じ任務に同行する相方に対して告げた





三途春千夜「んでもよォ…



そいつの親父は知ってんだろ？」





子息の父親が今回の依頼者にあたる





『伯爵が依頼者だからね』





この度の任務も注文が多く骨が折れそうな気がした竜胆と美涼であった

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