信頼 ページ32
美涼は2人の手を引き共に車まで走った
「お姉ちゃん!後ろ!!」
子供は美涼を呼んで背後から来る刺客を指摘した
『もう追っ手が来たか…!』
美涼は2人を庇って敵と対峙した
『2人に……』
"当たったらどうすんだよ"
親子を庇った際に美涼は腕を少し刃物が掠めた
少しだけ美涼の腕から血が溢れた
「美涼様!車を手配しました!」
美涼の部下は先回りで車を手配させ報告しに来た
『ありがとう』
"この親子を乗せて安全な場所へ"
美涼は先に敵を始末するのを優先した
「お姉ちゃんは!?」
敵と対峙している美涼を見て子供は美涼の事を心配していた
「あの方は大丈夫」
部下は子供に対して優しく言った
「俺らの主君で_」
"心強い味方だから"
美涼の部下は安心させるように子供に告げて母親と同様に車に乗せた
美涼様…
早く勝って_
ケリつけて下さいね
部下は美涼を信用して親子を乗せた車をその場から去るように足早に走らせた
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時