助力 ページ31
『犯罪に手を染める事が…
英雄視されているとでも?』
標的が親子に対して裏社会に勧誘しているのを美涼は黙って見ていられなかった
それは_
救いの手ではない
まだ小さな子供に…
何をさせようとしてんだよ
美涼は自分の後ろにいる、まだ年端もいかない10歳くらいの少女とその母親を庇っていた
「犯罪者が人助けかよ」
標的は美涼たちが親子を庇う素振りをしていたので顔を顰めて怪訝な表情をしていた
『堅気には手を出すな』
美涼は重く冷たく言った
人助けっていうのは…
色んな捉え方がある
私がこの親子を助けるのも
また_
偽善活動の一貫になる
灰谷竜胆「これは鉄の掟だよな?」
灰谷蘭「善良な市民を巻き込むんじゃねーよ」
裏社会の2人は紳士的な対応をしていた
三途春千夜「なんだテメェら…
躾し直してやろうかァ?」
三途は梵天の力を持って敵を潰そうと考えていた
灰谷竜胆「美涼はそいつらを避難させろ」
灰谷蘭「美涼にレディとマダムを任せるわ」
そう言った灰谷兄弟は美涼に親子を任せてその場から離れた
美涼から離れた灰谷兄弟と三途は遠くの方で戦闘に加担していた
標的の主力を梵天の圧倒的な力でねじ伏せていた
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時