頼み ページ4
美涼は九井に連れられて高級ブランドを取り扱っているアパレルショップへやって来た
試着室に入った美涼は今の自分の格好を思い出して内心焦っていた
ワンピース着てきちゃった…
どうしよう
1人で脱げないんだけど
後ろ側にあるファスナーに腕が届かないようであった
自室で着用した際は自分の部下に着替えを手伝ってもらっていた
美涼に付けられた部下は男女共に存在している
着替えの手伝いを行ったのはもちろん女性である
あの子たちは
今別件の任務で
呼べないしな…
店内は広いとはいえ、定員の人数が少なく限られた人員であった
従業員は他の客相手に接客していて美涼は声がかけられない状態であった
仕方ない…
ココを呼ぼう
ワンピースの後ろ側のファスナーが開けれないので仕方なく九井を呼んだ
異性を呼ぶとか
ココなら多分大丈夫だから
美涼は試着室の中で九井を通話で呼び出した
『ココ…』
"急に呼び出してごめんね"
困り顔で美涼は九井に対して言った
九井一「俺は全然大丈夫だけど…」
状況を把握した九井は数分後にすぐ美涼の元へ駆けつけた
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時