異名 ページ23
『情報を提供していただきありがとうございます』
子爵が隙を見せた瞬間に美涼は
「なっ…!お前は…!」
美涼の犯行に子爵は目を見開いて驚いていた
「イタリア人の…弟子の…」
首を絞められながらも子爵は声を振り絞った
「
子爵は美涼の事を裏社会の通り名で呼んだ
『おい…ジジィ』
突然、美涼の口調が変わった
"その名で呼ぶな"
殺意を込めたように冷たく告げた
「この女ァ!!!」
子爵は縄を解いて感情に任せて机の上にあった銃を取って辺り一面に乱射した
『遅せぇよ』
見た限り素人の所業だったので美涼は弾丸を難なく躱していた
『プロの殺しは…』
"こうやって殺るの"
美涼はいつの間にか標的の背後に回り心臓の位置する場所に一撃で弾丸を撃ち抜いた
『今度…鶴蝶に頼んで武器の新調でもするか』
一人言を呟いた美涼は自分の部下に連絡を取り後始末を任せた
その後は隠密に事を進めた
部下は美涼が仕留めた子爵の死体を車に詰んだ
人気のない所まで運び終えたら死体をドラム缶に移動させた
フッ化水素酸の化学溶剤漬けにして骨まで溶かして隠蔽工作を行った
任務は無事に遂行し標的の子爵を抹消した
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時