諜報 ページ22
竜胆と別れた美涼は諜報活動に専念した
『お手洗いの場所が分からなくて…』
瞳に涙を浮かべて美涼は標的に接近した
その際に頭が悪い女を演じた
バカっぽい方が…
男を引っ掛けやすい
「案内しよう」
子爵は美涼の手を取りお手洗いと偽り自室に連れ込む気でいた
よしっ…
接触には成功した
後は情報を吐かせて_
背後から仕留める
『旦那様…困ります』
美涼は困った表情を見せた
「嬢ちゃんから誘って来たじゃねぇか」
子爵は美涼を部屋に連れてベッドに押し倒していた
『待って下さい!』
美涼は強めに言って否定した
『する前に…シャワーを浴びませんか?』
本人は自覚がないが男心を
「おっ!一緒に入るか?」
子爵は血走った目で興奮していた
『お先にどうぞ』
即答で答えて笑顔で対応した
15分後__
美涼は浴室から出てきた子爵に酒を勧めた
「気が利くじゃねぇか」
子爵は美涼が用意した酒を上機嫌で呑んでいた
『お酒で気持ち良くなりたいんです』
そんな事は1ミリも思っていない美涼は恥じらったように頬を赤く染めた
『旦那様…聞きたい事がありますの』
酒を呑ませて酔わせた所で情報を吐かせた
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時