お誘い ページ3
美涼は九井に用事があったので部屋を訪れていた
『九井さん…』
控えめに九井の名前を呼んだ
九井一「昔みたいに呼べよ」
『えっ、呼んでいいの?』
九井一「っていうか_」
"呼んでほしい"
九井一「さん付けって…距離を感じるんだわ」
九井は自分への美涼の呼び方に違和感を抱いていた
『ココ』
許可を貰い言われた通り美涼はあだ名で呼んだ
九井一「ん…しっくりくる」
満足したように九井は美涼に笑顔を見せた
それから美涼は九井に要件を伝えた
「美涼」
美涼は部屋を後にしようとした際に九井に呼び止められた
九井一「これから予定はあるか?」
『……特にないよ』
九井一「実は俺も午後から予定が入ってないんだ」
"珍しく暇を持て余してる"
そう言った九井は開いていたパソコンを閉じた
九井一「久々に2人で出掛けないか?」
そして美涼に自分と一緒に外出をする提案をした
『もちろん…いいよ』
"誘ってくれてありがとうね"
美涼は九井に笑顔を向けて言った
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時