仕立て屋 ページ19
「美涼様」
直属の部下は自分の上司である美涼の部屋を訪れていた
「頼まれていたドレスが仕上がったようです」
美涼は夜会に着ていくドレスをオーダーメイドで注文していた
「取りに行かれますか?」
一応と思い部下は美涼に声をかけた
『私も同行するよ』
美涼は部下と共に仕立て屋まで自らが足を運びに行った
「高橋様」
従業員は美涼に笑顔で対応していた
「いつも当店をご利用いただきありがとうございます」
美涼はこの店の
「今後とも是非ご
オーダーメイドで頼んでいたドレスを購入して無事に受け取った
ディスプレイの飾りがセンスいいな…
商品の見栄えが良くなるようにシーズンやテーマに沿って構成されている
いわば店舗の顔となる場所だ
ディスプレイの飾りを眺めたあと店を後にした
美涼は自分の部下と少し話しながら歩いた
「美涼様はダンスの経験はありますか?」
部下は美涼に対して問いかけた
『多少なら踊れるよ』
これまでも任務で経験があると部下に対して言った
「今回は…竜胆様と任務ですよね」
美涼は自分と同じ役職の最高幹部の竜胆と共に任務を任せられていた
「頑張って下さいね!」
"我が主"
20代前半の部下は年相応な笑顔を美涼に向けて言った
『ありがとうね』
自分に付き添ってくれた部下に美涼は帰りにケーキを買って帰った
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時