連行 ページ11
『みんな!待って…!』
この女性を殺したら元も子もないと思った美涼は全力でその場にいる梵天メンバーを止めた
今までの聞き込みや美涼がしたスパイが全て水の泡になってしまう
「おい」
そう考えた矢先、梵天の首領が女性に近付いた
佐野万次郎「今死にたくなかったら…」
"俺の言うことを聞け"
梵天の首領は冷めた目で女性を見下ろした
女性は首領の威圧に押し潰され何も言えなくなってしまった
佐野万次郎「お前らこの女を連れて行け」
部下に命令を降して女性を連行させた
「高橋くんのバカ!!!」
女性は美涼に対して
「あたしのコト裏切ったのね!!」
その瞬間女性は美涼の頬を思い切り
「裏社会に連れて行くなんて嫌よ!!」
美涼は勢い良くビンタをされたのだ
「「「テメェ!!!」」」
灰谷竜胆「これ以上罪を重ねる気か?」
灰谷蘭「今のはまずいなぁー」
三途春千夜「殺すぞ…このクソアマ」
3人は女性に対して殺意の眼差しを向けていた
『みんな』
"大丈夫だから"
自分に手を出されて荒れ狂う梵天メンバーを静かに
美涼は絶対聞き取れないであろうイタリア語で女性に対してこう言った
『Puoi essere chiamata ipocrisia.』
訳:偽善と言われてもいい
『Non devi perdonarmi.』
訳:私を許さなくてもいい
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作者名:おりたん | 作成日時:2021年11月6日 22時