[鬼滅の刃] 虫酸が走った。

47、参ノ型 ページ48

炭治郎目線

善逸はなんで泣きそうなのかは俺にも分かった

俺がこんなんだからだ

俺は長男だ！なのにこんなんじゃだめだ！！

そうこうしているうちにAさんはもう鬼をかたづけたようで残りは一番強そうな鬼だけだった

Aさんはなんと無傷だった

滅病とはいえ実力も凄かったんだろうなぁ。

今度怪我が治ったら稽古してもらいたいな

―――――――――――――――けどそれも無理かも知れない


この鬼が強くてAさんが負けてしまったら

もし、もし……………………

ああ、悪いことばっかり思い付いてしまう

俺は長男だ！だから……………今はAさんを信じないと！

するとAさんが鬼の伸びた蕀の腕のようなものに捕らえられてしまった

どうしよう

このままじゃ…

刀もないし、信じないと死を見届けないといけないのか？

どうしよう、どうしよう！！！

とたんに焦りが出る

すると

ｶﾞﾀﾝ

「禰豆子！？」

禰豆子が蕀の腕を燃やした

「禰豆子！！！今すぐ離れろ！今のAさんは危ない！」

禰豆子はこっちに戻ったけどもAさんはなにやらぶつぶつと呟く









「“師匠……………。そうですよね。もっと参ノ型は軽やかに”」

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