[鬼滅の刃] 虫酸が走った。

14、滅病 ページ15

『起きれますか？』

優しい声がする
師匠とはまた違うような優しい声だ

光と同時に目を開けた

「Aさんおはようございます。最終選別突破おめでとうございます。日輪刀となる石を選んで下さい。」
白髪の女の子がすらすらと言う

黒髪のこが
「それにしても幸運でしたね。
生き残ったのは“貴方だけですよ”」

その瞬間私の頭に私の記憶であろうものが頭をよぎった


――――――――――――――――――
『笑顔で俺の首を切った………？
お前はなんで顔を変えないんだ』
――――――――――――――――――
『笑顔で俺を殺そうとするな！！！！食ってやる
　 …………………やめ…ｶﾞｯ』
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『お前鬼に食われそうな所助けてくれたけどありがと………………え？ﾌﾞｼｬ』
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その覚えのない記憶には鬼が死ぬ所や最終選別に来ていたのを見た人のお腹をさし殺す所だった

「これ……………私？」

思わずふらついた

ふたりは
「過労が出てますね。
早く石を選んで蝶屋敷に行きましょう」

笑う……………か
祐兄のあれと一緒だ……………

祐兄の血を貰ったときこれを受け継いでしまったのかもしれない………

祐兄の噂では滅病と呼ばれたのがあった

それはこれだったのかもしれない

しかも祐兄は滅病のせいで捨てられたと何処かで聞いた

私も滅病なのかもしれない

しかも私は病気のせいでも――――――――









―――――――――――――“人殺し”なんだろう。

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