[あかがみんクラフト]俺っ子少女。

感覚狂ってる ページ17

貴方side
『…ごちそうさまでした』

今までこんな事言わなかったが、アイクのを見てからするようになった。

ク「じゃあお会計してくる」

『あ、ありがとうございます』

ク「勿論だけど、鳥ちゃんの分は払わないからね」

よ「え、何で？」

ク「勝手に付いてきたんでしょ、自分の分は払って」

よ「はーい」

本当は來海さんとアイクが渡すはず。

勝手に耀太(さん)が付いてきたんだな。

ク「さて、買い物行くか」

そう言えばミカサのエサ買わなきゃ。

ク「どう？一緒に買い物行かない？」

『え、良いんすか？』

ク「良かったらでいいけど」

『行きます！』

ク「オッケー。２人は？」

ア「自分も行きます」

よ「俺も」

結局全員買い物行くのか。



そうして近くのデパートに来た。

ク「行こ、A」

そう言って來海さんは俺の手を掴んで走り始めた。

『え、あ、はい』

何とか付いてこうと自分も走った。

あの2人置いたままで良かったのか？

まあいいや。


やって来たのは本屋。

ク「新しいのあるかな…？」

俺も何かマンガ買お。


お、面白そうなのあるじゃん。

あ、これ新しいの出たんだ。

『迷うな…あ、全部買えばいいじゃん』

気になったマンガの全巻と、今持ってるマンガの新巻を持ってレジへ。

『カードで』

親から会計の時はこのカードでやっとけって言ってたからな。

にしても、このカード何なんだろ。

クレジットカードではなさそう。

銀？ いやプラチナか？

そういうような色をしている。

ク「何か買った…って凄い量…」

『そうですか？いつも本屋来た時はこれくらい買いますよ？』

ク「よくお金足りるね…」

『何か親が渡してくれたカードで買えるみたいで。これです』

そう言って財布からカードを取り出した。

ク「これ、プラチナカード！？」

『え、どうしたんですか？』

ク「だからそんなに買えるのね…」

『全然分かんないんですけど』

ク「そのカードはプラチナカード。会社から招待状が届かないと作れないの」

『そ、そんなに価値のあるものだったんだ…』

ク「Aの親、凄い人…」

『ただの社長ですけどね』

ク「感覚おかしいでしょ」

『それアイクにも言われました』

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