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密談____Oz ページ30

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先日西の国に大いなる厄災による影響で発生した不可解な現象を解決してきた晶さんと西の国の魔法使い達は、解決の御礼にと大量のワインを依頼者さんから頂いていた。



シャイロックによれば西の国でしか採れない食材を使用した特別なワインということ。バーでも保管しきれないので皆さんどうぞ、と。1瓶頂いたワインを私は自室の机の上に置いて飲んでみようかとワクワクしながら栓を空けるところだ。




コルク栓を開けようとした時、




____コンコン




「 …わっ、と。はーい、今開けます 」




控えめに自室のドアがノックされた為、手が滑って傾いた瓶を慌てて立て直しドアの方へと向かった。ドアを開けるとそこには世界で最強の魔法使いであるオズが立っていた。



「 オズ…!こんにちは。私の部屋を訪ねてくるのは珍しいですね? 」



「 …A。こんにちは 」



「 はい!何か御用ですか…? 」



「 …………シャイロックから、おまえを見張るようにと頼まれた 」




「 ……………………み、見張り? 」




「 ……………そこに丁度置かれているワインの度数がシャイロックが想像していた度数よりも高いらしい。おまえがアルコールにどの位耐性があるのか十分に把握していない。 」




オズは私の後ろを示して先程飲もうとしていた未開封のワインに視線を移した。




「 それでオズが…? 」




「 私ならおまえがどれだけ暴れようと鎮められるだろうと…。以前シャイロックがバーで度数が低いカクテルを提供したらおまえは直ぐに酔ったと聞いた 」




「 あっ、、、た、確かに…。あの時カクテルを口にした後の記憶が無いのは事実ですが… 」




過去に一度だけフィガロとルチルに誘われた私はシャイロックのバーでカクテルをご馳走になったのだけど。飲んだ後の記憶が何も無い…。気付いたら自室のベッドの上で寝ていて、丁度起きた時にシャイロックとミチルが傍で心配そうに私を見ていたことがある。私はどうなっていたのか尋ねてもシャイロックには綺麗に誤魔化されてしまった。相当、私はお酒に弱いかもしれない。




「 ワインを飲む際は日が沈んで無い時に飲む事と、私を呼ぶ事を伝えに来たが……… 今から飲むのなら見張っている 」




「 ベストタイミングすぎますよ…!今から飲むので隣で見張って下さると助かります 」




「 ………分かった 」




こうして1つのソファにオズと並んで座っているのだけれど…。オズの保護者感が凄い。

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rufu(プロフ) - No.3さん» お返事遅れてしまい申し訳御座いません…!ありがとうございます!モチベになります、嬉しいです…! (2023年1月29日 0時) (レス) id: e99adfba6e (このIDを非表示/違反報告)
No.3(プロフ) - カインが天才的にイケメンしてる…書き方上手ですね!! (2022年7月7日 7時) (レス) @page26 id: 5d07dd0044 (このIDを非表示/違反報告)
rufu(プロフ) - *ゆきうさぎ*さん» お返事遅れてしまい申し訳御座いません…!ありがとうございます!とても嬉しいです…!更新も出来ればと思っています。ありがとうございます…! (2021年6月14日 22時) (レス) id: ec4581993d (このIDを非表示/違反報告)
*ゆきうさぎ*(プロフ) - すっごく好きです…!!最近まほやくにハマったのですが、まほやくの夢小説ってなかなかなくて…。更新いつまでも待ってます…! (2020年7月14日 14時) (レス) id: f13975ef27 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:rufu | 作成日時:2020年2月16日 2時

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