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「 っ、あ……… 」
「 …っ！A 、」
その瞬間見開かれた色の違う左右の目が私をはっきりと捉えていて、思わず顔を手で覆ってしゃがみこむ。
「 うぅ、ごめんなさいカイン。似合ってないですよね……こんな美しいドレス、私には、」
「 凄く綺麗だ 」
「 ………え 」
「 似合ってないはずない、とても似合ってるよ。Aのそんな姿初めて見たから、ごめんな、吃驚して 」
私にそう言うカインの頬は赤く染まっていて、彼は私の目線に合わせて膝を付いて右手を差し出す。
「 エスコートさせて頂けませんか…？少しの間だけでもあんたを独り占めしたいんだ 」
「 か、カイン…………… 」
困ったように笑う彼に、差し出された右手に、応えるように笑って左手を重ねれば、優しく握って立たせてくれた。
会場へ続く広い廊下を2人で歩いていると、カインがふと足を止めた。
「 カイン、どうしたんですか？ 」
「 A、凄く可愛いんだけどさ……… 」
「 かっ…………！？」
「 その、今度は黄色のドレスとかを着てくれたりしないか…？ 」
何故か恥ずかしそうにそう言うカインに、私は吃驚してしまう。今度………！？
「 えっ！？また着るんですか！？ 」
「 い、いやっ！別にAが嫌だったら無理にとは言わない！」
「 別に…いいですけど 」
「 ほんとか！？」
( でも、どうして黄色………？ )
私の疑問を他所に喜ぶカインの右目は幸せな色に染まっていた。
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rufu(プロフ) - No.3さん» お返事遅れてしまい申し訳御座いません…！ありがとうございます！モチベになります、嬉しいです…！ (2023年1月29日 0時) (
レス) id: e99adfba6e (このIDを非表示/違反報告)
No.3(プロフ) - カインが天才的にイケメンしてる…書き方上手ですね！！ (2022年7月7日 7時) (レス) @page26 id: 5d07dd0044 (このIDを非表示/違反報告)
rufu(プロフ) - *ゆきうさぎ*さん» お返事遅れてしまい申し訳御座いません…！ありがとうございます！とても嬉しいです…！更新も出来ればと思っています。ありがとうございます…！ (2021年6月14日 22時) (レス) id: ec4581993d (このIDを非表示/違反報告)
*ゆきうさぎ*(プロフ) - すっごく好きです…！！最近まほやくにハマったのですが、まほやくの夢小説ってなかなかなくて…。更新いつまでも待ってます…！ (2020年7月14日 14時) (レス) id: f13975ef27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rufu | 作成日時：2020年2月16日 2時
