王子と姫の物語３【夢色パティシエール】

130話 ページ33

「「えぇ！？Aのお兄さん！？／樫野のお姉様！？」」







樫野の姉の樫野雅と







Aの兄の姫乃瑠維(ﾙｲ)がいた









雅「珍しいわね
あなたたちが自分から帰ってくるなんて」


樫野「帰ってきたんじゃねぇよ
同級生が病院で検査してるから…」


瑠維「相変わらず眠そうにしてるな〜
そんなに兄ちゃんに会いたかったか？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


貴「…会いたくなかった」


瑠維「またまた〜」


雅「お父様とお母様も
今日も帰りが遅くなるんですって
姉弟水入らず幼馴染み水入らず
ゆっくり話しましょ？」


樫野「俺達は！」


雅「話すのよ、いいわね？」






圧がかかる言葉を無視し









樫野はAの手を引っ張り









逃げようとする









が







雅「村岡、櫻井」


「「はい！」」









雅のボディーガードの村岡は樫野を捕まえる







樫野「なっ、離せ！」



雅「ダメよ、お姉様とお兄様に逆らっちゃ」


樫野「なっ！」








村岡は樫野の首を叩き気絶させる








雅「村岡、運んで」


村岡「しかし、いいんですか？」


雅「私はこの子の姉よ
姉として言い聞かせることがあるの」


村岡「かしこまりました」









一方






瑠維のボディーガードの櫻井はAを担ぐ







貴「おろして」


櫻井「それは無理です」


貴「なんでー」


櫻井「A様は逃げます」


貴「やだー筋肉マッチョ」


瑠維「ほら、A眠ってな？」









瑠維はそう言って何かを嗅がせ









気絶させた








その後2人は車に乗せられ









連れていかれた

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