王子と姫の物語３【夢色パティシエール】

128話 ページ31

【保健室】




《ｶﾞﾁｬｯ》



安藤「天野さん！」


天野「安藤くん、花房くん」


安藤「天野さんが階段から落ちたって聞いて…」


花房「大丈夫？」


天野「元気元気！かすり傷だよ！
階段落ちるの慣れてるし！」


花房「慣れるほど落ちてるの？」


安藤「とにかく無事でよかったよ」


樫野「全く人騒がせの奴だぜ」


先生「あら、樫野くんだって」





樫野『先生！Aと天野が！！』






先生「あんな慌てた樫野くん初めて見たわ笑」


樫野「せ、先生！」


安藤「あれ、でもAは？」


先生「Aちゃんなら
天野さん頑張って運んでくれて
ベッドで寝てるわ」


花房「いちごちゃんを運んだって…」


先生「でも天野さん
頭打ったのよね？
なら病院で検査した方がいいわ」


天野「そんな、病院なんて大袈裟ですよ」


花房「いや、行った方がいいよ
何かあったらいけないし」


安藤「先生、僕達天野さんと
同じAグループなので
付き添いで今から病院に行ってきます」


先生「そー？じゃあお願いするわね？
樫野くんとAちゃんが一緒なら安心するわ」


天野「(樫野とAが一緒ならってなんで…？)」







というわけで









Aたちは病院に向かうことになった

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