第8話 ページ12
今日は鏡花とレコーディングをしに行く。
俺はこれから鏡花を迎えに行く。
ピンポーン
俺はインターホンを押し、しばらく待った。
「すみません、待たせました?」
出てきたのは、この前とは違った髪型をした鏡花。
「待ってないけど、インターホンで応答しないで出ちゃうの?」
「あ、はい・・・来るのは、宅急便の人か葉月ちゃんなので・・・」
大丈夫かな?この子。
やばい、心配になってきた。
「ダメだよ、ちゃんと応答しなきゃ。変な人が来たらどうするの?」
「・・・」
鏡花はポカンと俺を見上げ、ププッと笑った。
「え、変なこと言った?」
「あ、すみません・・・その、お母さんみたいだなって。」
鏡花は涙を流しながら笑ってる。
俺の頭には疑問しか思い浮かばなかった。
「俺がお母さん?どこらへんが?」
「さっきみたいなところ・・・」
あぁ、インターホンの所か。
思い返すと、少しお母さんぽいなww
「俺よりお母さんみたいな人はたくさんいるよ。」
「そうなんですか・・・きっと、いい人なんでしょうね・・・」
俯き、さっきより悲しい目をする鏡花。
多分、その人が男性という事に気づいたんだろう。
「会いたい?」
「・・・さとみさんのお友達さんですか?」
「うん、皆いい人なんだ。嫌な事なんか絶対しない。
ちょっとバカな所もあるけど、優しいよ。」
「・・・」
すると、すごく申し訳なさそうな顔をした。
難しいかな?
「そのお友達さんが大好きで、大切なんですね。」
「うん。」
「私もいつかお会いしたいです。」
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苺花🍓 - 読ませていただきました。いつまでも応援と待ち続けます。 (2021年12月29日 23時) (レス) @page29 id: 2de71fb3a2 (このIDを非表示/違反報告)
莉音 - 自分のペースで頑張ってください!!投稿復帰待ってます! (2021年8月14日 16時) (レス) id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪夢主ちゃんがいつか異性恐怖症が治ってすとぷりメンバーとわちゃわちゃ出来るのを楽しみにしてます(* ´ ▽ ` *)ノこれからも応援してます(* ´ ▽ ` *)ノ (2021年5月14日 20時) (レス) id: b90b10892b (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 自分のペースで頑張ってください!!応援しとりますから!!!!! (2021年1月17日 0時) (レス) id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - チロル様頑張って下さいお体に気を付けてご無理はなさらぬように(*´`)ずっと見てられるし大好きです私たちはいつまでも待ち続けます!自分のペースで頑張ってください! (2020年6月12日 22時) (レス) id: b8edf647a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑞樹チロル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oomizufami1/)
作成日時:2019年9月24日 16時