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放課後がきてしまった。
神ちゃんに
一緒にきてや!と頼んだが
部活やと逃げられてしまった…。
ああ今日命日かもしれへん。
行かなきゃ行かないとで
なんか言われるかもやし
行かないとな。
ええっと場所は
校門前…。
あっいた。
…うわあどないしよ。
緊張してきた!
ああどうか。
なんにもされませんように。
青「あ、きた」
「こ、こんにちは…」
青「来ないかとおもたわ」
そう
ケラケラわらう
藤井くん。
意外と
いい人…?
青「ってかそんなびびらんでもええで?」
「いきなり呼び出されたら殴られるんかなと思って」
青「ええーそんなひどいやつちゃうで、俺」
「いや、だってこの間誰かを…」
青「あああれは別」
いやいやそんな
わらっていうとこやないやん!
なんて
ツッコミたいが
ツッコまないで
おこう。
青「そんなことよりさゲーセンいこ」
「げ、ゲーセン?」
青「うん」
「なんでゲーセン?」
青「遊ぶいうたらゲーセンじゃね?」
「まあそうやけど…」
友達でも
なんでもないのに
ゲーセンいって
楽しいんかな?
ましてや今日
初めてに近いくらい
会話しただけやし…。
青「あっせや、お前のことなんて呼んだらええ?」
「えっ…ええっと…しげで」
青「しげね、よろしく!」
ドキっ。
…え?
ドキ?
青「ほら行くで、しげ」
「あ、うん」
今
若干ときめいたのは
気のせいよな…うん。
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作者名:ぱーぷる | 作成日時:2019年7月29日 17時