甘くて危険な恋… (ページ6)

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なんて思ったのも

つかの間。

緑「なあ、きいてや濵ちゃん」

紫「ん？なに？」

緑「最近なあ、彼氏とヤッてないねん…」

紫「しらんわ笑」

緑「せやから寂しいねん」

紫「だからって抱きつくなや笑」

なんだか

とてつもなく

スキンシップが

激しい。

いや別にええんやけど。

仲がいいんやなって

思うけども…

なんで崇裕は

満更でもない表情なの？

「…仲ええんやね」

紫「仲良くないで？こいつが勝手に絡んでくるんや笑」

緑「濵ちゃん、鈍感やなあ、望くん嫉妬してるんやろ？」

「えっ…あ、いや…」

緑「んふふ、かわええなあ！ごめんな？俺昔からスキンシップ激しくて色んな人に怒られるねん…安心してや、濵ちゃんのことなんとも思ってへんから！せやから許してな？」

「あ、はい…」

にっこり微笑む神ちゃん。

その笑顔は優しい笑顔。

紫「望、神ちゃんは嘘つかない人やで？せやから許してあげてや」

「…許す、崇裕は許さへん」

紫「え、俺なんかした？」

緑「ふふっなあなあ望くん、LINE交換しよ？お互いの彼氏の不満とか情報交換しようや」

「面白そう！ええよ！」

緑「望くん、これからもよろしくな？」

「うん！よろしく！」

この時は気づかなかった。

神ちゃんの表情が

さっきとは違って

黒い笑顔だったってこと。

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