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｢今日はありがとう！｣
赤｢どーいたしましてっ、具合はどう？｣
｢なんとか良くなった！｣
赤｢ならよかった｣
帰り道
流星は彼女と帰ってしまって
悩んでいたら
しげが車で送ってくれた。
ほんま優しい人や。
赤｢ってかほんまネカフェでええん？｣
｢うん｣
赤｢彼氏さんとの家、戻らなくてええの？｣
｢…ええねん！今は1人でいたい｣
赤｢…なあせっかくやからさドライブいかへん？｣
｢ドライブ？｣
赤｢そう！夜のドライブは楽しいで！｣
｢いいけど…しげは明日仕事ちゃうの？｣
赤｢明日は夜からや！せやから行こ！｣
｢うん！｣
夜のドライブは
神ちゃんとしたきりやなあ。
けど
神ちゃんの時より
緊張してるのはなんでやろう。
だなんて思ってたら
しげは車を停めた。
｢…どしたん？｣
赤｢外でてみて？｣
そう言われ
外へ出る。
目の前には
｢わああ…！｣
綺麗な夜景が
広がっていた。
｢すご！こんなとこあったんや｣
赤｢俺のおすすめの場所やねん！｣
｢へえー…｣
赤｢なあ望｣
｢ん？｣
赤｢これからさ望が元気ない時、俺と一緒にここの景色みにこうへん？｣
｢え…？｣
赤｢望と一緒にみたらおれも元気になると思うからさ！｣
｢ふふ笑なんやそれ！笑｣
赤｢ほんまやって！｣
｢ふふ笑ええよ？｣
赤｢ほんま！？やった！｣
不思議だなあ。
しげが笑うと俺も嬉しくなる。
｢なんだかしげ魔法使いみたいや｣
そう微笑んだら
赤｢…望専用の魔法使いかもな？｣
だなんて
微笑んだ。
何故だか
胸が
高鳴った。
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作者名：ぱーぷる | 作成日時：2019年7月16日 10時
