甘くて危険な恋… (ページ19)

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桃side

あれから

2日ぐらい

家に帰っていない。

なんだか

家にも帰りたくなくて。

青｢なあ、もうすぐ閉店やで｣

気づいたら

いつも流星の店にいる。

｢はあ…今日もネカフェとまろ…｣

青｢ご飯たべてる？顔色わるくない？｣

｢大丈夫｣

青｢あ、せや！ちょっとまって！｣

流星は

いきなり

厨房に走っていき

誰かを連れてきた。

青｢こいつ、重岡大毅っていうねんけど…料理めちゃくちゃうまいから食べてみて｣

重岡大毅…？

チラってその人をみると

笑顔で

俺を見つめてきた。

赤｢はじめまして、ここで働いてます、重岡です！しげって呼んでな？｣

｢よろしくお願いします…？小瀧です、望って呼んでください｣

赤｢タメでええよ？流星の親友なんやろ？いつも流星が、話してるからさ名前だけは覚えてた！｣

｢え、そんなに話してたん？｣

青｢望のこと心配やから話したんや｣

｢なんかはず…｣

赤｢ふふっ、あ、そんなことよりこれどうぞ！｣

しげが

出したのは

なんともおいしそうな

おじや。

｢おいしそう…｣

赤｢具合わるいときってあんまたべられへんやわんか？せやからまずはこれちょっとだけでも食べてみて？｣

｢え…なんで具合わるいの知って…｣

赤｢今日きたときからなんか顔色わるかったらもしかしてって思って｣

すごいなこの人。

すこしみただけでもわかるんや。

おいしそうなにおいにまけて

1口食べた。

｢んま…！｣

青｢せやろ？しげの料理うまいねん｣

｢んまい！しげ、ありがとう！｣

思わず

ハグをしてしまったら

なぜたかしげは

顔を赤らめた。

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