甘くて危険な恋… (ページ17)

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緑｢辛かったな…のんちゃん｣

ギュッて

抱きしめてくれた神ちゃん。

止まらなくなった

涙を

必死で止めようとするのに

まったく止まらない。

緑｢今日は泣くだけなきな？その方がすっきりするで？｣

｢…ありがと…ごめんな？神ちゃんいきなり泣いて｣

緑｢そんなことないで？のんちゃんのこと大事やもん｣

｢…神ちゃんほんま天使やあ…｣

緑｢はは笑俺は天使ちゃうわー笑｣

そんなやりとりしてた時やった。

緑｢あっ…電話や｣

｢え？｣

緑｢…まあええわ出なくても｣

｢え、大丈夫なん？｣

緑｢大丈夫！友達からやけど今はのんちゃんが心配やし｣

｢ほんまに？｣

緑｢うん、平気っ！それよりさ、少し気分転換するためにドライブいかへん？｣

｢え！いきたい！神ちゃんの運転？｣

緑｢んふふ、もちろん！ほないこ！｣

｢うん！｣

神ちゃんと

初めてのドライブ。

崇裕以外の

車の運転で

ドライブなんて久しぶりで

神ちゃんがオススメする曲を

ききながら

色んな話をしてたら

気持ちがすこし

軽くなった。

｢今日はほんまありがとう！｣

緑｢どーいたしまして、どう？気分はよくなった？｣

｢うん、なんとか｣

緑｢ならよかった…なあ濵ちゃんとこれからどうするん？｣

｢…とりあえずあとで話してみる｣

緑｢そっか…なんかあったら連絡してな？｣

｢うん｣

…不安だけど

俺には味方がいるんや。

せやから

大丈夫や。

きっと。

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