甘くて危険な恋… (ページ12)

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緑side

寝ちゃったか…。

まあ寝ちゃうの分かってたけど。

あんなにぐびぐび飲んで

デロデロなってたら

そりゃあそうなるよね。

まあわざと

そうさせるために

飲ませたんだけど。

俺の酔っ払った演技

めちゃくちゃうまかったなあ。

｢さてっと…｣

いい話もきけたし

俺も寝る支度するか…。

プルル…

｢はい｣

『今暇？』

｢暇ちゃう｣

『誰かといるん？』

｢うん、あんたも知ってるやつやで｣

『…あーわかったわ』

｢くる？家に｣

『行くわけなけないやろアホ』

｢えー今来たらおもろいのに｣

『明日は？』

｢なんもない｣

『じゃあ明日な』

｢ん｣

のんちゃん。

俺実はな

濵ちゃんの秘密知ってるんやで？

濵ちゃんと

関係

もってるんやで？

｢まさか俺と浮気してるって思ってへんやろなあ｣

あー笑える。

最低なやつ？

もっと最低なのは

濵ちゃんやで？

だって

濵ちゃんには

本命の彼女がいるんやで？

のんちゃんじゃない

まったく別なやつが。

桃｢ん…神ちゃ…？｣

｢のんちゃん、ここやと風邪ひくからベッドいこ？｣

桃｢ん…｣

これから

濵ちゃんとのんちゃん

どうなるんやろ。

ふふっ

別れたりしてなあ？

2人が壊れてくのみてたいから

まだのんちゃんと

仲良くしとこ。

｢おやすみ、のんちゃん｣

桃｢おやすみ…｣

ああこれからが

たのしみ。

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