貴方の側近役!?【小野大輔】

☆17.これでも魔法使いデッス! ページ18

〜Aside〜

〜その頃〜
神谷さんが話の続きは夕食の時と言っていたけど、今って…

A「1時、なんだよね…」

梓音「…そんなに時間が掛かることをするつもりなのか、あいつは。」

A「そうらしいよ。」

あんなに怒ってる神谷さんを見るのは初めてだよ。(・∀・;)軽いお説教をされたことがあるけど、あの時は「だめッ!」だけで済んだし…

A「う〜ん、怒るとあんなに怖いんだね。」

梓音「そうだな。で、これから何をするんだ?」

A「そうだね〜……あっ!神谷さんとお菓子作るって約束したから、お菓子作っとこ!」

梓音「お前、あの約束を守るのか?」

A「えっ?普通は守るでしょ?」

梓音「いや、それはそうだが…」

何をそんなに悩む理由があるのかな?

A「そうでしょ?じゃあ調理室に行こう!あ!梓音も手伝ってね♪」

梓音「なぜ私も手伝わないといけないのだ!?しかも私は猫だぞ!毛が抜けたりしたら駄目だろ!」

A「だって〜私1人じゃあ正直大変なんだよ!まさに猫ならぬ梓音の手も借りたいって感じなの〜」

梓音「いやだから私の毛が落ちたりしたら駄目だろ!」

A「そのことなら大丈夫だよ!ちょっとそこに座って動かないでね。」

梓音「何をするんだ?」

A「いいからいいから♪」

ﾁｬﾗ

梓音「なんだそのネックレスは?」

A「え?あ、これはネックレスじゃないよ。これは杖だよ。一応私召喚士なんだ〜」

王子や神谷さんは魔法使いだけど、私は召喚士なんだ。魔法使いと召喚士は違うからほとんど本で覚えた。

梓音「そうだったのか。で、お前は何が呼び出せるんだ?」

魔法使いは、魔力の元となる力を持ってて、王子は風の力の持ち主。神谷さんは光の力の持ち主で、その力を使って魔法が使える。
で、召喚士は召喚獣を呼び出すんだけど私はちょっと違うのを呼び出せるんだ〜


A「十二支って知ってる?」

梓音「毎年変わる動物だろ?」

A「そうそう。その十二支を呼び出せるんだ!すごいくない!」

梓音「自画自賛するな!」

A「本当だって!王子に凄いって言われたんだもん!」

梓音「小野に言われてたとしても信用できないなぁ。」

A「えぇ!?なんで!!」

梓音「さぁ、なんでだろうな。」

話はそこで終わった…

◎18.ぬいぐるみの姿!?→←◇16.よし、準備をしよう!

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