検索窓
今日:8 hit、昨日:12 hit、合計:3,463 hit

突然の別れ ページ23

『しーしょー!!! 何ようでございま……………しょうか』


師匠の前に、テレビで写っていた乗っ取り成功者の人だ
きれいに、背筋をピンと伸ばし俺に目を合わせる


「Aちゃん。ごめんね。見習い今日で終わりなのよ……………」


は?
え、いや、まだ今日来たばかり………

唖然として言葉を失う


「私は、政府のものです。今日は、Aさんを引き取りに参りました」

『え、あのどういう…………』

「早急に、審神者に来ていただかないとと政府の申し出で………」


申し訳ないと頭を下げられる
師匠も、辛そうに目を伏せた


『え、でも俺………まだなにも、学んでないです』

「大丈夫です。こんのすけに、マナーブックを持たせましたから」

「本当にごめんなさい………『師匠!俺行ってきます!』…………え」

『実践した方が早いですよ!』


まだ、何も学んでいない
何もわかっちゃいない

だけど、我が儘はダメ
というか、教えてもらってもわからないんだから、実践した方が早いでしょ


「有難うございます! 荷物は、運びましたので………」


そう言って、政府の人は立ち上がり、部屋を出た
俺もその後に続く

車→←左文字



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さプる | 作成日時:2020年4月30日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。