Only U -SJ-2

酔ってるから ページ2

声のするほうを見ると暗くて顔は分からないけど

その声で分かった。


「ｳﾆｮｸ…」

EH「やっぱりAちゃんだ^^」


隣に座ったｳﾆｮｸさんはじっと私を見つめる。


「…何？」

EH「結構飲んでる？」

「友達と久しぶりに会ったの」

EH「そっか。Aちゃんって…前もそうだったけど、酔ったら敬語使わなくなるよね」


そう。それがあるんだよね…

でも酔ってるからしょうがない(笑)


「酔ってるから」

EH「そうだよね(笑)」





……


…





EH「あ…空見て！」


言われた通り空を見上げるとたくさんの星が輝いていた。


「綺麗…」

EH「俺こんなに綺麗なの久しぶりに見たかも」


久しぶりに見た星はすごく綺麗で。

ここでもこんなに見えるなんて知らなかった…


「あ…ｳﾆｮｸは何でここにいるの？」

EH「え？…あぁ、たまに気分転換しに夜走るんだ。夜なら誰にもﾊﾞﾚないし。

今日はなんか寝れなかったから…走ってたらAちゃん見つけた」

「へぇ…偶然会うこともあるんだね」

EH「俺もﾋﾞｯｸﾘした(笑)Aちゃんの家ってここらへん？」

「うん。ここから5分ぐらい…かな」

EH「じゃあ宿舎も近いね」

「そうだね」


前ｵｯﾊﾟに送ってもらったとき結構すぐだったし。


またｳﾆｮｸは空を見上げて黙ってしまった。


あぁ…また眠くなってきた…


でもだめだ。

こんなところで寝たら。

風邪ひいちゃうかも。

ｳﾆｮｸがいるんだし…起きてなきゃ…


いや…やっぱり無理。


私は眠気に耐えきれずそのまま目を閉じた。

偶然-EunHyuk-→←声

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す