◆18.退学処分 ページ20
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クロウリー「石像を傷つけただけでは飽き足らず、シャンデリアまで破壊するなんて！
もう許せません！全員、即刻退学です！」
「ええええええ〜っ！！？？」
「ええええええ〜っ！！？？」
『ええええええ〜っ！！？？』
イヴ「ええええええ〜っ！！？？」
僕達の声が食堂に響いた。
すると青髪の男が前に出る。
「そんな！どうかそれだけはお許しください！俺はこの学校でやらなきゃいけないことがあるんです」
クロウリー「デュース・スペードくん……馬鹿な真似をした自分を恨むんですね」
『ちょっと待ってよ！』
クロウリー「敬語」
『ちょっと待ってください！元を辿ればグリム童話が掃除をサボろうとしただけで』
クロウリー「連帯責任ですよ」
『僕とイヴは仕方ないかもしれないけど茶髪男と青髪男は関係ありませんよ！』
デュース「……」
「……お前」
デュース「っ……許してもらえるなら弁償でも何でもします！」
何故か僕の前に出る青髪の男。
どうやら助けは無用らしい。
クロウリー「このシャンデリアはただのシャンデリアではありません。魔法を動力源とし永遠に尽きない蝋燭に炎の魔法が灯る魔法のシャンデリア。伝説の魔法マイスターに作らせた逸品です。学園建設当時からずっと大切に受け継がれてきたというのに……歴史的価値を考えれば１０億マドルは下らない品物ですよ。
それを弁償出来るとでも？」
デュース「じゅ、１０億マドル……！？」
『(この世界の通貨か？)』
「で、でもさ。先生の魔法でパパッと直せちゃったりとか……」
クロウリー「魔法は万能ではないのです。それに、核である��魔法石��が壊れてしまってはこのシャンデリアは永遠に光が灯ることはありません……」
そう言った校長先生の背中は哀しそうだった。
イヴ「校長先生……」
『じゃあ、その魔法石ってやつ探しに行けばいいんじゃね？』
デュース「！！」
「！！」
クロウリー「たしかに……ドワーフ鉱山に行けばあるかもしれませんけど……」
デュース「なら俺、そこに行って採って来ます！」
クロウリー「しかし閉山してから月日が経っていますし、もしかしたらもう魔法石は……」
『平気平気』
イヴ「軽いよAちゃん……」
『ちゃんと持ち帰って来ますよ』
クロウリー「……」
僕はそう言うと校長先生は、
クロウリー「いいでしょう。日が昇る前に帰ってこれたら退学は撤回しましょう」
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冬雪(プロフ) - コメントありがとうございます。どうぞ次にお進みくださいな (7月15日 10時) (
レス) @page50 id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
さ - 嫌いに!!なるわけ!!ないだろ!!寮長!!続き読んできます！！！ (7月15日 8時) (レス) @page50 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - るきあさん» コメントありがとうございます。見つけてくれてありがとうございます (2022年4月23日 17時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
るきあ(プロフ) - やっと見つけた！！！！！！！！！！！！！！！！！機械壊れて占ツク入れてから数ヶ月探してたけど見つかりました…応援してます…一から読み直します‼️ (2022年4月23日 17時) (レス) id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - はわわさん» コメントありがとうございます。ハマっていただけて嬉しいです。自分もここまでくるとは思いませんでした (2022年4月13日 0時) (レス) id: 789871a44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬雪
| 作成日時：2020年3月23日 0時
