剣士さんに助けられました。

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兵士を倒し 森の中を走っている


走って、走って、走って…



『あ、あのぉ…さっきもこの道通りませんでした…？』




ゾ「あァ？ ならもっと早く教えろよ！！」



『いや、だって！私もここの道わかりませんし！！でもこの道はさっきも見たなーって！！』




そう、迷子。私達は絶賛迷子中なのです。




ゾ「くそっ、船さえ見えれば…」


『船、ですか？』


ゾ「あぁ、そこに俺の仲間がいる。」



それなら…

私は手を耳に当て、耳をすませる。



__ザァァァァ…




『…！聴こえました！波の音です！！』



指を指すとその指示通りに動いてくれた



最初は怖い人だと思ったけど、助けてくれるし

案外いい人なのかも…




ゾ「あった。あれだ。」



『おぉぉぉ！！』




私はその大きくて可愛らしい船に目を輝かせた





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