ゴーストマリッジ14 ページ24
◇
マレウスを除いての本物の王子、レオナ撃沈。
次に指名されたのはヴィル。
「やあ。僕の名前はヴィル・シェーンハイトだ」
「それじゃ…ごほん！わたし〜きっと待ってたの〜♪」
「ぼくを〜きっと呼んでいる〜♪」
「そうよ〜ずっと待ってたの〜♪」
「そうさ〜ずっと呼んでいる〜♪」
思わずうっとりとしてしまう程の綺麗なデュエット。
花嫁ゴーストとヴィルも見つめ合いながら楽しく歌っている。
「優しく〜ほほえむ〜……」
「「あ〜な〜た〜♪」」
「なにっ、わけのわからない歌についていっている！」
「しかもハモリも完璧ですね」
これはいけるか！？と一同は思う。
歌い終わって満足した花嫁ゴーストは次の質問をした。
犬は飼っているのか、と。
寮生活のヴィルが犬を飼えるわけがない。
それを伝えると
バッチーン！！
花嫁ゴーストの強烈な平手打ちがヴィルを襲う。
「いったぁ！！！信じられない！アタシの顔にどれだけの価値があると思ってるの！？」
「あ、いつものヴィル先輩だ」
「ベタちゃん先輩もビンタされてんじゃん」
「口笛ひとつでピンチに駆けつける、大きな犬を飼っていないなら、王子様じゃないわ」
「すごく偏った王子様像だな…レオナ、ヴィル大丈夫か？」
「「う……う…」」
「2人とも固まってどうした。平手打ちされたのがそんなにショックだったのか？」
「「動けない！！」」
「「「『ええ！？』」」」
どうやらモニターの中では大変なことになっているようだ。
喋ることは出来るが指1本動かせず、魔法も使えないようだ。
花嫁ゴーストが言うには、王子様と自ら名乗りでたのに乙女心がわからない偽者には反省をしてもらう、とのことだ。
花嫁ゴーストが耐えた500年の時間を。
「では、次。白くて大きなお耳のたくましいあなた」
「……ジャック・ハウルだ」
「あなた、剣術の腕はいかほど？どれくらいの大きさのモンスターを倒してきたの？伝説の剣はお持ち？」
「剣？んなもん必要ねえ。俺はこの拳ひとつで…」
「却下！！」
バッチーン！！
「いってぇな！！」
「伝説の剣で姫をモンスターから救えない王子なんてありえないわ！」
なんという理由でしょう。
例え拳でもピンチの時に助けてくれるのならそれでいいのではないか。
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ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ゴスマリ復刻のイデアはとても良かったですね…っ！こっそりと編集しているところがあるので、以前読んでいただいたものと少し違うかも、です✨絵文字が使えるようになりましたね！早速使ってみました😆 (2021年9月21日 19時) (
レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - ゴスマリ…！イデア先輩…！二回目だけど楽しみです！気合入れて読みます！🤭(絵文字使えるようになりましたね！) (2021年9月21日 17時) (レス) @page11 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - ガムテープ(主食)さん» ガムテープさん、読み返してくださってありがとうございます！読むペースの速さに私も嬉し驚きですっ^ ^ (2021年9月20日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
ガムテープ(主食) - なんかどんどん読んでたら�靴泙罵茲舛磴辰拭�…あれ？早 (2021年9月20日 18時) (レス) id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - あやみんさん» あやみんさんコメントありがとうございます^_^殺戮の天使はタイトルは知っているのですが内容は知らないんです。もしかして同じ名前でしたか…？？夢主ちゃんの両親の名前はパッと閃いた名前になります^_^ (2020年10月25日 19時) (レス) id: e9ce79e520 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここ
| 作成日時：2020年9月17日 6時
