おうちタイム* ページ9
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｢おかえり〜｣
『え、なんでいるの』
｢Aに会いたいからに決まってんじゃん｣
今日の仕事がはやく終わるってわかった瞬間
絶対Aの家に行こうって決めた。
｢今日、Aの好きな海老のパスタにした｣
触れるだけの軽いキスをすると
『北斗食べれないじゃん』
なんて言って、キスの余韻なんて1ミリもなく
直ぐに靴を脱いでズカズカ部屋に入っていく。
｢Aが喜ぶの見たかったんだもん｣
着替えるための部屋に入った彼女にドア越しにそういうと
数十秒後
『なに〜？拗ねてんの
ごめんって、海老嬉しい！食べよー』
って、あざとく可愛く俺の頭を撫でてきた。
｢それ計算？｣
『計算？私、数学も算数も嫌いだしできないよ』
-
『北斗は？何食べんのー』
A用のお皿にパスタやサラダをよそっていると
｢なぁに、動きにくい｣
『あ、じゃやめていいんだ？』
｢だめ、やめないで｣
後ろからぎゅって抱きついてきた。
『海老食べれないじゃん』
｢今絞ってるから。パスタ食べない｣
『えー、私だけ食べていいの？』
｢そのために作ったんだし｣
『…でもこんなに食べたら太る』
｢何日かに分けて食べたらいいよ。
A最近忙しくて、食べないかロケ弁でしょ｣
『うわぁ、助かるー』
｢う、胃が圧されてる｣
嬉しい嬉しいって、俺に抱きつく力を強めながら変なステップを踏むAに
可愛いなぁって、心底思わされる。
これだけで今日の疲れも吹き飛ぶし
明日の分の力も湧いてくるんだから
｢…すっごい好き｣
Aは本当に無くてはならない存在
『ありがとー』
まぁ、決して『好き』とは言ってくれないけど
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れんり。(プロフ) - bbbさん» コメント気が付かなくて、時間が経ってしまっていてすみません。。とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2021年5月3日 17時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
bbb - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 07513b1c51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年2月26日 23時
