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ウーバーのゴミを捨てていると
｢デザート食べよ｣
さっきの白い紙袋の中身を冷蔵庫に入れていたらしい北斗が、それを取り出していた。
『…北斗好きすぎるんだけど』
｢だって俺、
Aの生活誰よりも把握してるもん｣
白い紙袋の中は、私の最近のブームであるショートケーキで。
『白い…いちご…低糖質…』
｢今、ダイエット中なの把握済み｣
珍しい白いいちごが使われていて、しかも低糖質のやつで。。
『…好きすぎる』
｢うん、Aの好きが聞けるかなって思いながら買った｣
ライブリハで疲れてたはずなのに、こんなことしてくれる北斗に愛おしさが止まらず
｢うわ、、え、このおまけは予想してなかった｣
『ありがとう』
｢ふふ、早く俺のこと好きになってね｣
抱きしめてしまった。
｢白いいちご見るとAが浮かぶんだよね｣
『わたし？』
｢そう｣
フォークでいちごを刺しながら頬杖をつく彼は
そういったあと美味しそうに口に含む。
『じゃぁ、北斗はイカの塩辛』
｢しっっっっぶ、なんで！？｣
『ごめん、思いつき』
あははって笑うと
勘弁してよって頭を抱えるくせに、
どんなんだっけ？ってわざわざ調べて
｢あれ、最高じゃない？｣
『なんでそうなった』
変なことを言い出した。
｢だって塩辛って美味しいし、クセになるし。
そんな風に思ってくれてるってことでしょ｣
『え？』
｢Aに俺がハマってきてるってことじゃん｣
『いや、え？』
｢…え、、あ、いやでも待って。
毎日食べてると飽きてくるよね
しかも酒のつまみとかでたまに食べるから良いってとこあるよね！？
普段あんまり求められてないよね！？
全然ダメじゃん！そんなふうに思わないで！｣
…知らんがな。
まくし立てるように言った自分の言葉に凹んで
｢あんま求められてないのは辛い｣
とか、勝手にシュンとしだすから
『かわいいね』
思わず、犬に声をかけるようなノリでそう言ってしまうと
『…あ』
｢可愛いって…｣
予想通り少し拗ねてしまった。
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移行致しました！
重い愛は好きですか -Hkt.M-
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れんり。(プロフ) - bbbさん» コメント気が付かなくて、時間が経ってしまっていてすみません。。とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2021年5月3日 17時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
bbb - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 07513b1c51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年2月26日 23時
