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だから、提案は拒否しようと思ったのに
｢……待って！
Aってこんなに物分り悪かった？？｣
『え、いきなり酷くない？』
彼は、いきなり大きくそう言うと
ソファから立ち上がって
｢真剣でダメならもう感情剥き出しで戦うわ｣
口をへの形にして腕を組みながら
私を見下ろす形の戦闘態勢に入った
『え、なに』
｢俺の気持ちを舐めないでくんない？
そりゃ少なからず傷つくだろーし、辛いのかもしんないよ！！ってか辛いだろうよ！
でもさ、俺、引くくらいA好きなわけ
Aのことになると許せちゃうんだよね、困ったことに！｣
『……怒ってんの？告白されてんの？』
｢どっちもだよばか！｣
『ばか……』
｢好きなのよ、
だから、好きって言った返事が思ってたのじゃなくても、それだけじゃ嫌いになれないの！｣
怒るように好きだと言われ続けるから
何だか、どんな反応をしたらいいか分かんなくて
『……本気？』
顔をしかめてそう言うと
｢おれ、ずっっっと本気で言ってる｣
やっぱり怒ってる口調で今度は
、、私の頭にやさしく手を置いてきた。
………なんか、この人、、
私のことほんとに好きでいてくれてるんだなぁ
そんなことを思うと自然と頬が緩んでしまって。
するとそれに気がついたらしい彼も
｢何笑ってんの｣
表情を緩めて視線を合わせてきた
-
『なんか、すんごい愛されてるなぁと』
｢えぇ今さら？｣
『だってわたし今、すごいこと言われてるよ？
すっごい愛を伝えられてる』
すると彼は恥ずかしそうに前髪を触りながら
｢……あとは単純に、
Aからの好きは
なんでも嬉しいから聞きたいっていう欲？｣
照れ隠しなのか下心らしき考えを吐露し始めた。
『ふっ、北斗らしいね』
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れんり。(プロフ) - bbbさん» コメント気が付かなくて、時間が経ってしまっていてすみません。。とても嬉しいです、ありがとうございます！ (2021年5月3日 17時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
bbb - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2021年3月15日 15時) (レス) id: 07513b1c51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2021年2月26日 23時
