OFFICINE OMNIA (ページ2)

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世界観・用語ページ2

この世界人間と亜人が共存している。時代設定は現代。

様々な見た目の者が暮らすこの世界では、「神」や「天使」、「妖精」の姿は抽象化されている(=容姿が不定形の光る玉、みたいなことが多い)
また「モンスター・化け物」「人外」などの単語は、そのまま彼らへの蔑称になる。発言には十分注意したい。

この国世界文化首都の異名を持つ伝統と文化の国。立憲君主制。
昔から異文化に寛容な下地があり、迫害された人々を受け入れる事で繁栄してきた歴史と自負を持つ。それゆえ、大戦後の亜人受け入れには積極的な姿勢を取るが、予想以上にそちらの政策に掛り切りになってしまい、先進技術の取り入れは他国より一歩劣る。古き良き、と言えば聞こえはいい。

アヴェ・オムニアこの国の都市の一画に面する大通り。
オーダーメイドを扱う服飾店を中心に、ブティックや美容院、飲食店など、様々な店が軒を連ねる。繁華街ではあるが、メイン商業地ではないことと、価格帯が高級であることで、その雰囲気は落ち着いている。
オーダーメイド店はほぼ全てが老舗。いずれも創業数十年〜百年以上の歴史を持つ。
もとは、国が政策として亜人を受け入れるにあたり、「亜人が己に合った服を身に着けられるように」と興された国営仕立屋街。
長い歴史から、地域の名前それ自体が良品の服飾品である証。

オーダーメイド主に「注文品」を言う。対義語は既製品(レディ・メイド)。
お客様との話し合い(bespeak)を経て製作に取り掛かる過程から、ビスポークとも呼ばれることもある。
オムニアのオーダーメイドは、素材からデザイン、製作技術まで全てが一流。当然価格もお高いが、その分アフターケアも万全。
近年は「良いものを永く持ちたい」という人々の間で、じわじわと人気が上昇しつつあるとか。

オムニア・ビスポーク協会オムニア近隣の服飾店が加盟する商工会議所(もどき)。今年で結成70年。
一定評価を得たオムニアであるが、オーダーメイドが厚利少売の商売である以上、売上に関しては少し、いや大分苦しいのが現状。個人経営はどこも大変なのだ。
こうした諸問題への対処・バックアップを担うため結成された「オムニア・ビスポーク協会」は、今日に至るまで、アヴェ・オムニアの発展を見守り続けている。