左馬刻の弟

第17話 ページ25

昼食を食べてしばらくたっても左馬刻は来なかった。
今日は無事事件解決したのを祝って集まる事になったらしい。

(正直俺は全然役に立ってない。事件解決が早いのはいいことだが、何も役に立てなかった事が実はショックだったりする)

銃兎「ﾁｯ左馬刻の奴遅いな」

理鶯「うむ。何かあったのだろうか？」

と、その時
〈ハマに〜ハマれ〜ハマに〜ハマれ〜♪……〉
銃兎の電話がなった

銃兎「！すいません少し失礼します」

理鶯「あぁ」

悠『……(･д･｡)(着メロやば)』

それからは怒涛の展開だった。

解決したと思われた事件はまだ終わっていなかった。
左馬刻のしまでまた薬をやっていた奴らが大量に見つかったらしい。だから左馬刻が来られなかったようだ。銃兎は急いで現場に向かった。

理鶯「悠、お前ももう帰った方がいい。近頃ヨコハマは荒れている。貴殿らも十分気をつけるんだぞ」

悠『うん。ありがとう理鶯さん。ご馳走様』

(俺も何か皆の役に立てないかな…。俺だから出来ること…何かないか ッ！これなら！)

俺は考えていた。
事件解決が最も早くなる方法を。
俺が兄貴を手助け出来る方法を。
……思いついた。きっといろんな人に心配かけて、迷惑かけるかもだけど最も早いのはこれだと思った。


理鶯「……待て。」

悠『！どうしたの？理鶯さん』

理鶯「悠、貴殿が今何を考えているか分からないが、無茶だけはするな。お前を心配する者は大勢いる。お前の家族、小官や銃兎、左馬刻もだ。皆貴殿を心から大事に思っている。決して危険な事はするな」

悠『…うん。分かったよ。じゃあね。理鶯さん』


(理鶯さんが言った言葉は俺を止める言葉だ。ホントなら言葉通り大人しくしてるのが良い子なんだろう。でも俺は、もっと皆の役に立ちたいと思っちまった。凛華さんやみゆきが安心して暮らせるヨコハマをつくりたいと思った。)


悠『さぁ、どうなるかな……』

一人呟き、俺はある場所へ向かった。








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遅くなりすみませんでした！
初めての高校生活に苦戦し、テストにも苦戦し。
なかなか更新出来ませんでしたm(_ _)m

久しぶりに開いたらhit数が増え、星さんが着いていて感動の嵐です！！

改めまして、読んでくださっている方、星さんをつけてくださった方ありがとうございます!(´▽｀)

これからもゆっくりになりますがどうかよろしくお願いします！！！

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