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第12話 ページ20

銃兎さんには俺たちの事を全部話した。左馬刻の弟であることも、俺が今左馬刻の事をどう思っているのかも。

〜回想〜

銃兎「貴方に頼んだのにはもう一つ条件があったんです」

悠『条件。……【左馬刻の弟】、ですか?』

銃兎「えぇ。どうしていきなり認める気になったんですか。左馬刻の事を知らないと言っていたのに、左馬刻の顔を見ようともしていなかったのに」

悠『左馬刻に久しぶりに会った。最初はびっくりしたし、焦った。でも一緒に居て、話す事は無かったけど気遣ってくれたり、銃兎さんや理鶯さんと話してるのを見てたりしたらさ、悪い奴じゃない。そう思ったんだよ』

銃兎「では、どうして仲直りしないんです?」

悠『仲直り…。そうだね。ただの兄弟喧嘩なのに、こんなにまわりに迷惑かけて。ダッセェ』

銃兎「左馬刻は悠さんの事が心配なんです。碧棺合歓さんの事もありましたからね」

悠『合歓?何かあったんですか!?』

銃兎「それは、私の口からではなく左馬刻の口から聞くべき事です」

悠『左馬刻とはまだ仲直り出来ないよ』

銃兎「何故です?」

悠『俺がまだ怒ってるから、許せてないから』

銃兎「左馬刻に…?」

悠『いや。俺が怒ってて許せないのは俺自身。あの日家出したせいで兄貴一人に苦労を押し付ける事になった。母さんの事合歓の事全部兄貴が頑張らなきゃいけなくなった。俺は凜華さんに拾われて、モデルやって楽しく過ごしてた。兄貴達の事忘れて』

銃兎「左馬刻ならそんな事気にしませんよ。相当悠さんの事大好きですから」

悠『うん、そうだな。この事件が終わったら、左馬刻とちゃんと話し合うよ。だから、銃兎さん。それまでは待ってくれる?』

銃兎「分かりました。でもこんな事件すぐに終わりますよ、私が終わらせます」

悠『うん、分かってる』

〜終〜


そして、俺は今イケブクロにきている。場所は勿論あそこだ。昨晩メールで来るように頼まれた。大事な話があると言われた。凜華さんとみゆきも行きたいと駄々をこねていたが、今回は断った。

〈ピンポーン〉〈ガチャ〉

一郎「悠さん、来て下さってありがとうございます。上がって下さい」
悠『…お邪魔します』

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(プロフ) - 了解です!お花見いいですね〜! (2021年4月6日 0時) (レス) id: a34950640d (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - 銃兎×男主でお家デートとMTC×男主で花見をお願いします! (2021年4月6日 0時) (レス) id: c9a6a0b717 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はい!もちろんです!喜んで頂けて安心しました! (2021年4月4日 23時) (レス) id: a34950640d (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - また、リクエストしてもいいですか? (2021年4月4日 22時) (レス) id: c9a6a0b717 (このIDを非表示/違反報告)
フウマ(プロフ) - リクエストの完成、おつかれ様でした!銃兎の色気が見れたので大満足です!ラインの答えは即答で銃兎って言ってそうですねw (2021年4月4日 22時) (レス) id: c9a6a0b717 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2021年3月29日 1時

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