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皆さんの視線が私に向けられた時



初めて恐怖を感じた





私じゃない



絶対に。





失礼だけど、ジンさんの言う通り

ブイさんの下着が必要なわけではない




どうして私のカバンに?




...誰かが


仕組んだ?





YN「私が見てあげる」





気がつけば私のカバンはユソンさんの手に。



不安でしかない





盗ってない自信はあるはずなのに。


小さく体が震えているのが嫌でもわかってしまう





JI「大丈夫、大丈夫だよ..」





今はジンさんの優しさにしがみつく事しか出来なかった








YN「な、にこれ..」


TH「!」


JH「うそ、」





ユソンさんが


私のカバンの中から取り出した物





JK「俺の、歯ブラシ?」





なんで?





JM「ま、まさか、たまたまでしょ、犯人が焦って突っ込んだんだよ」



YN「まって、」





ジミンさんの声を遮るようにユソンさんが取り出した物は


普段 ユンギさんが大事に持ち歩いているペンと


ツバが雑に曲げられてしまったキャップ





JH「っ、それ、俺の!」


YG「...」





なんで




なんで




どうしてなの





YN「...Aさん、これはどういう事なの?」





悲しそうな顔をするユソンさん





私じゃないのに






「私は何も知りません!」






自分でも驚く程 大きな声が出た






YN「だけど...証拠が見つかってしまったのよ?


どう言い逃れするつもり?


....みんなだって疑ってる」






ユソンさんの言葉にはっとして


周りを見渡す





ジミンさんには目を逸らされた



ジョングクさんは下を向いてしまった



ホソクさんは唇を噛み締めている



他のメンバーは


冷めた目で私を見つめていた






ジンさんは何も言わず


ぎゅうっと力強く私を抱きしめてくれた






YN「...正直に謝るといいわ。

今ならみんな許してくれるから、」



「私じゃありません!本当に違うんです!!」





今すぐにでも泣いてしまいそう



泥棒扱いなんて初めてされた。



これが濡れ衣ってやつ?



物凄く迷惑な話だ






YN「はあ...


とにかくみんな、早めにメイクを落として。


次の仕事に移らなきゃいけないから」






溜息をついて

前髪をかきあげたユソンさんは


小さな声で指示を出す






それはある日、突然始まった






メンバーからの信頼を無くした



中身の無い私の生活が。

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- 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時

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