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IM「いいね、これ以上辛くなったら
無理せずに休むんだよ」
「ありがとうございます」
沢山泣いてスッキリした。
イムさんには迷惑かけてばかりだ...
そろそろ控え室に向かわないとまずいな
IM「あと、Aちゃん」
「はい?」
IM「セブンティーンというグループを知っているかい?」
「ええ...」
なんだか最近 よく出てくる名前だな..
でもどうしてイムさんが?
IM「実は親戚の子が居てね..
そいつも今日、このスタジオなんだ。仲良くして欲しい 笑」
「そうなんですか!?」
「って、ああ!大変!汗」
時間ももうギリギリ。
「すいません、行ってきますね」
慌てて控え室に向かった
IM「あ...名前を伝えるのを忘れてしまった...」
【IM side】
私としたことが。
仲良くしてくれと頼んだものの
名前を伝えるのを忘れてしまった。
また今度 Aちゃんに教えてあげよう。
彼女の抱えている過去はあまりにも辛すぎる
17歳の少女には厳しすぎる現実だった。
ビルの中に設置されたカメラは何十とある。
彼女の受けた暴力
廊下の隅で静かに流している涙も全て記録されていた
こんな事なら
早く自分の身分を打ち明けて
彼らの事務所に証拠を突き出した方がいいのもしれない。
IM「Aちゃん...すまない」
私は
ただの警備員じゃないんだ
ふう、と1つ
重い溜息を吐いた
コンコン、
軽いノックが聞こえて
ドアの方へ目を向ける
「おじさん、久しぶり」
IM「おう、ジョンハナ。
相変わらず綺麗な顔してるな」
JE「おっさんに褒められても嬉しくないよ 笑」
IM「ったく失礼な奴だな...ってお隣さんもカッコいいな」
「あ..こんにちは」
うちのジョンハンに劣らず端正な顔立ち
JE「メンバーのジュンだよ。
ジュン、こっちは俺のおじさん。
ソウル安全警備会社の代表。」
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【YOUR side】
さりげなく控え室に入った
よし、2分遅れたのはバレてないはずだ←
今日くらい何事もなく安全に生きたい...
そんな私の浅はかな願いは
NN「Aさーんっ♪」
目の前でニコニコと楽しそうな彼女のせいで
叶いそうにもない。
「な、ナナさん...」
NN「私、ずっと楽しみにしてたんですよ?
ジュンさんの連絡先ぐらい教えてくれますよね?」
「え、えっと...」
逃げたい。白目
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★ - 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時