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128 YG ページ29

__




わけがわからない。




ユソンが、


俺のことを好き?




YG「っ、嘘つき...」


YN「違う、ホントなの」


YG「今更...信じられねーよ、っ!」






悔しい





悔しい








心が揺れてる自分が情けない








裏切られたのに。


あんなに傷つけられたのに。





俺はまた同じ事を繰り返し



自分で自分を苦しめようとしているんだ





YN「ユンギ...もう一度だけチャンスが欲しい」





ユソンの瞳は

俺の顔を映しながら揺れていた





その瞳に囚われたかのように


彼女から目が離せない





白い手が俺の顔に伸びてきて



細い指先が唇に触れた







YN「あの子じゃなくて



私を選んで?」







俺はどうかしていたのかもしれない。






気がつけば彼女の後頭部に手を回して


自分から彼女を求めていた






YG「っ、..ユソンっ」



YN「んっ、!」







寂しかったのかもしれない







YN「ユンギ、っん、」


YG「俺だって、チャンスが欲しかった、」







結局、


現実から目を背けていたんだ







YG「お前のこと、忘れられなかった...っ」



YN「ユンギ...」







俺の膝の上に乗ったまま


ふわりと微笑む彼女は


あの頃と何も変わらず綺麗。







YG「俺ら、あの頃みたいに戻れる?」







俺の問いかけに


彼女は優しく微笑むだけだった









ほんの一瞬の出来事だった。




けれど、神様は俺のことが嫌いなのかな。








こんな一瞬の出来事を


君が見ていたなんて。







__

__





YG「...じゃあ、そろそろレッスン行ってくる...」


YN「うん。何か差し入れ持って行こうか?」





俺の髪の毛を撫でるように触れる優しい手。



昔もよく こうやってくれたな、





YG「んー...コーヒー飲みたい。」


YN「え?練習なのに?お水とかじゃなくていいの?」


YG「今はコーヒーの気分だから」





俺のワガママに

ふっと吹き出して笑うから



俺らが別れてたのなんて、嘘なんじゃないか


そう錯覚してしまうほど幸せに感じた





YN「わかった。後で持ってく」


YG「さんきゅ。」





二人で廊下に出て

レッスン室を目指す




やっぱり俺には

彼女しかいない




そう自分に言い聞かせながら




頭の中でチラつくAの事を




必死に考えないようにした









俺はとことん自分勝手で





自分に甘くて





どうしようもないバカだと気づくのは





もう少し先の話。




.

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- 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時

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