127 YG ページ28
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YG「はあ...」
ついさっき、
テヒョンに当たった事を
すぐに反省してる小心者の俺。
Aが来ない保証なんてない
いつも差し入れを持って来てくれる
来る方が自然だ
勝手に俺が
ジュンってやつに嫉妬してただけ
イケメンにデレてるAにムカついただけ
弟に当たるなんてどうかしてる。
わかってたけど
日頃の疲れやストレスのせいで
あんな根も葉もない事口走ってた。
作業室の回転式の椅子に腰掛ける
...やっぱ落ち着く。
くるくると回ってみる
子供の頃はよくこういう風に遊んだよな..
YG「ん...」
俺の視界にはいったのは
ドアの横に畳んで立てられたパイプ椅子。
YG「A...」
アイツの寝顔を思い出す
YG「っ、クソ...」
なんで
どうしてこんなに
頭の中はアイツで埋め尽くされているんだ?
腕を顔に乗せて
深くて長いため息をついた時
軽くドアをノックする音がして
ガチャリとドアが開いた
YG「っ、A?」
無意識に出た名前。
ほんと無意識。
腕をパッと退けてドアに目を向ける
けれど俺の言葉に
ドアを開けた相手は眉を下げる
「ユンギ...」
YG「...何しに来たんだよ」
こうやって二人きりで話すのはいつぶりだろう
YN「...様子見に来た」
小さく呟きながら
部屋に足を踏み入れたユソン
YG「へえ。誰に言われたか知らねーけど
別に何もないし。早く出てけよ」
どうせナムジュンあたりが
様子見てこいとか言ったんだろう
YN「っ...別に、誰かに言われてここに来たんじゃない」
YG「...」
椅子をくるりと回転させ
デスクに体を向ける
訪ねて来たのがAじゃなかった事に少し寂しさを感じた
YN「ユンギ...」
YG「...」
YN「お願いだから...こっち向いてよ...っ」
俺との距離を縮めたユソンは
座っていた椅子をくるりと自分の方へ向けた
YG「っ、」
なんで
YN「...ねえユンギ」
泣きそうな顔してんだよ
YG「な、んだよ..」
こいつの言葉に耳を傾けるなんて事
これから先、二度とないと思っていたのに
YN「好き」
YG「は、」
哀れな俺は
YN「どうしても忘れられないの
ユンギの事が好き...っ」
悪魔の愛の囁きに囚われる
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★ - 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時