防弾のMGイルボンサラム 3

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「...ただいま 戻りました」




頼まれていたお水とスポーツドリンクをテーブルに置いた



私以外 誰も居ない楽屋



...みんなスタジオに行ったのかな



スタッフが誰も楽屋に居ないなんて初めてで少し驚いた



だけど私は皆さんの荷物を見ておかなきゃいけないから
収録を覗くことはできなかった









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JH「終わったー、ただいまー！」




収録が終わって一番始めに楽屋に戻って来たのはホソクさん。




JH「誰か怪しい人来なかった！？」


「い、いえ...誰も不審な人物は来ませんでしたよ」


JH「そっか...あーもう、俺のお気に入りだったのに！」




確かホソクさんはキャップが盗られたんだっけ、

悔しいだろうな...



その後 ぞろぞろと戻ってくるメンバーの皆さん



メイクも落とさずに荷物へ直行して中身を確かめている




NJ「...俺は何も盗られてない...な。」


JI「僕も。」


JK「歯ブラシ...泣」




やっぱり盗られたのは

ジョングクさん、ホソクさん、シュガさんの３人..






TH「...ちょ、俺のパンツ無いんだけど」



「「「え...」」」






自分のカバンを探る手を止めて

小さく呟いたブイさん




JM「え？Aちゃんが見張っててくれたはずだよね？」


JH「誰も来てないって言ってたよ」




そうだよね？と話題を振られ

慌てて何度も頷いてみせる




TH「でも...無い...」


NJ「なんで..」




頭を抱えるナムジュンさん




どうしよう、もしかして

私が飲み物を買いに行っている間に盗られたの..？




JM「パンツ盗るなんて変 態じゃん」


JK「きっとやばい奴ですね」


TH「おれのぱんつ...」


JK「ひょ、ヒョン！泣かないで！」





騒つくメンバー



どうしよう



私のせいだ





「あ、あの..っ」





謝ろうと声を出した時





「ねえみんな、これなにー？」





いきなり楽屋に響いた高い声


皆んな驚いて振り返る




甘ったるい声の主はユソンさん





JK「どうかしたのヌナ...って..え？それ、」


TH「あああ！俺のぱんつ！！」





ユソンさんの手から自分の下着を奪い取るブイさん


....物凄い顔でユソンさんを睨んでる...汗





TH「...どこにあったの」




小さくユソンさんに尋ねる





YN「ん、それ？このカバンからはみ出してたの」





そういってユソンさんが指差したカバン





JM「え...嘘だよ、だってそれ、Aちゃんのカバンじゃん...」





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