117 YG ページ18
__
あーそうそう、
そんな名前だったな あのイケメン野郎..
でもなんでAと話してんだ?
今 俺が二人から死角になっている廊下の曲がり角からでは
会話がハッキリと聞き取れない。
...盗み聞きなんて性格わりーな自分。
もう少しだけ、近づけば聞こえるかな
廊下の壁に背中をくっつけて
じーっと耳を澄ましてみる。
「え...セブンティーンってあの、最近人気のグループじゃないですか」
JN「あ、ご存知ですか?」
おー、聞こえる 聞こえる。
「すいません、グループ自体は存じているんですが..メンバーさんが多くて..お顔とお名前を把握しきれていませんでした 汗」
そう言ってぺこりと頭を下げるA
ったく律儀なヤツだな。
あんなに人数多かったら
普通覚えきれねえよ((殴
JN「そんな事無いですよ!よく言われますし笑
だから..頭上げてください?」
...あ!
アイツAに触りやがった!!
んー、許せん←
「あ、ありがとうございます/」
Aも真っ赤になりやがって...
変な独占欲が俺の心を駆り立てる。
そんな顔、誰にでも向けんのかよ
...気にくわない。
JN「他のメンバーの名前とか知ってますか?」
「いえ...すいません」
Aの言葉を聞いたアイツは
クスリと微笑した
JN「それなら...俺の事、最初に覚えて?」
そう言って整った顔で
Aの顔を覗き込む。
「っ!//」
JN「ふふ、可愛い 笑」
「なっ!/」
その後もなんか話してたけど
全く頭に入って来なかった
トイレに行きたかった事なんか忘れて
Aに声をかけること無く来た道を戻る。
YG「チッ..
なんであんなにお似合いなんだよ」
楽しそうに話してる二人の姿が脳裏に浮かぶ
Aの楽しそうな顔
なんだか久しぶりに見た気がする。
今の俺らには
Aを笑顔にする事は
とてもじゃないけれど難しい。
Aが遠くに感じる
頼むから、俺らを置いて離れていくなよ
「あ、あの...」
ぼーっとしながら廊下を歩いていると
後ろから女の人の声。
YG「...はい?」
振り返った先にいたのは
「あの、いきなり声かけてすみません、」
YG「いや...てか、その、
最近 メイクで入った方ですよね?」
俺がそう聞くと
「はい!新人のナナです」
女は嬉しそうに笑った
3304人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
★ - 身長高くてイケメン?ジュンだろ。とか思ってたら本当にジュンで叫びました(T_T)最高です(T_T) (2017年11月14日 10時) (レス) id: 1cba4aeba8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - くっくくおずさん» ほんとほんと!ユソンやばい!怒← 続きも楽しんで頂けるよう頑張りますので!応援よろしくお願いします!笑 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ゆうさん» ありがたいお言葉感謝です、泣 作者文章力ないですよ!ちなみに小説は占ツクが大好きです← 本屋さんの本ならホラー読んでまs((殴 (2017年3月1日 0時) (レス) id: 6b61a37ab0 (このIDを非表示/違反報告)
くっくくおず(プロフ) - 最後の部分ほんとに涙がでました。続きが気になってしょうがないです。ユソンほんとにムカつく!!!! (2017年2月28日 20時) (レス) id: 39194f24c0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 主人公の気持ちが痛いくらい伝わってきて思わず涙が出ました(T ^ T)こんな文章書けるなんてすごいです。小説とかってどれくらい読んだんですか?これからも応援してます!! (2017年2月27日 23時) (レス) id: 0e3b5822de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆー | 作成日時:2016年12月27日 11時