防弾のMGイルボンサラム 3

116 YG ページ17

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最近、Aに避けられている。



俺は素直に悲しい←




俺はAが泥棒だなんて思ってないし


ユソンが言っている事は信じていない。




けれど、避けられてる。


...悲しい←







ユソンは俺が女嫌いになった原因。



純粋に好きだった



とてつもなく愛していた





裏切られた時の悲しみは


深く俺の体に刻み込まれて


俺の心を蝕んだ





そんな女の言葉なんて


信じられるわけがない。





今日は音楽番組の収録


...テヒョンが楽屋にいない




YG「なあ、テヒョンは？」




隣にいたジミンに声を掛けると


少し小さな声で



JM「たぶん、Aちゃんと一緒」



スマホから顔をあげずにそう呟いた




テヒョン、あんなにAを突き放していたのに。





TH「ただいまー」





気がつけば



俺よりも近くで


Aに手を差し伸べてやってた





JM「...え、テヒョナ、手繋いでる..」


YG「...」



TH「ねえねえジミナ〜」


JM「なに、どうしたの」




テヒョンが手を離した時



Aは寂しそうな顔をした





寂しいのなら


俺を頼ればいいのに。




俺はお前の味方だって言ったじゃねーか。





TH「ねえ！ヒョン！聞いてる？」


YG「..あ、わり、」


JM「またヒョンぼーっとしてる〜」






無意識に視線はAを追いかけてしまう




隣で無邪気な笑顔を向けるテヒョン。




お前はAのこと、どう思ってんの？




ただのマネージャー？



ただのスタッフ？




それとも__




staff「防弾少年団さん、スタンバイよろしくお願いします！」





なんだかモヤモヤした気分でスタジオに向かう





JI「ユンギ？顔怖いよ」


NJ「いつもですよ」


YG「おい」





まあ メンバーといたら

そんなモヤモヤなんて消えてしまうから。




...



無事に収録を終えた



客席のファンも喜んでくれた



いやー、安心安心。




JK「控え室戻りましょ」




ステージで汗をかいたからか

ジョングクは早く着替えがしたいんだろう




YG「俺 トイレ寄ってから行くわ。先行ってて」


JK「わかりました」




楽屋とは反対方向にあるトイレに向かって一人歩いて行く。




するとトイレの前で見覚えのある奴が。




YG「...Aと...」




イケメンのあいつ。



名前なんだっけな、思い出せんな



ムカつくくらい整った顔してやがる



んーと確か、




「僕、セブンティーンのジュンっていいます」



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